代打で一時勝ち越しの適時打放った中島宏之
6月26日に神宮球場で行われたヤクルトスワローズ戦に、吉川尚輝に代わり、代打で途中出場した中島宏之は、1打数1安打1打点。一時勝ち越しのタイムリーヒットを放ち、持ち前の勝負強さを発揮した。
7回2アウト1、2塁のチャンスの場面で、吉川尚輝に代わり、代打で途中出場した中島宏之は、ヤクルトスワローズ4番手・田口麗斗の3球目136キロの内角低めのスライダーを粘り強くセンターへ弾き返し、一時勝ち越しのタイムリーヒットを放った。
チャンスの場面で代打として送り出され、ここはなんとしても打ちたいと打席に入った中島宏之は、二塁からの坂本勇人の好走塁を称えつつ、期待に応えられて良かったと安堵の表情を見せた。
得点圏.367と驚異の勝負強さを信頼して、吉川尚輝に代えて中島宏之を送り出した原監督の想いに、一時勝ち越しのタイムリーヒットで応えた中島宏之。
通算安打記録を1917本に伸ばし、2000本安打まで残り83本と着実にヒットを積み重ねている。
出場機会を何とか増やし、今シーズン中に2000本安打を達成したい中島宏之は、増田陸の活躍に負けじと、ベテランだから出せる勝負強さを武器に出場機会を増やそうと食らいついている。
チャンスで頼れる中島宏之には、少ないチャンスをものにし、今シーズン中の2000本安打達成を果たしてもらいたい。
公開日:2022.06.27