12試合連続無失点の高梨雄平
6月25日に神宮球場で行われたヤクルトスワローズ戦に、読売ジャイアンツ2番手の鍬原拓也に代わり、3番手でマウンドに上がった高梨雄平は、1回を23球で、無安打無失点1四球。12試合連続無失点を記録する好投で、巨人の勝利に大きく貢献した。
7回、読売ジャイアンツ2番手の鍬原拓也に代わり、3番手でマウンドに上がった高梨雄平は、先頭打者のオスナを6球目ストレートでサードゴロに打ち取ると、続く長岡秀樹を4球目シュートでセカンドゴロと簡単に2アウトを奪う。
代打の濱田太貴に7球粘られ、フォアボールを許し、2アウトながらランナーを背負う展開に。
しかし、最後は塩見泰隆を6球目スライダーでファーストゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。
この試合も無失点で切り抜けた高梨雄平は、5月15日の中日ドラゴンズ戦から続ける無失点記録を「12」に伸ばし、6月防御率0.00を死守した。
開幕当初の3月は、防御率18.00といつもの高梨雄平とは違う安定感に欠ける投球が目立ったが、4月防御率1.93、5月防御率2.84と、月をまたぐ事に安定感が増してきている。
高梨雄平には、自慢の安定感で、巨人のリリーフ陣を支える投球を続けてもらいたい。
公開日:2022.06.26