26日ぶりのホームラン放った中田翔
6月23日に東京ドームで行われたDeNAベイスターズ戦に、読売ジャイアンツ2番手の戸田懐生に代わり、代打で途中出場した中田翔は、1打数1安打2打点1HR。指導を受けた長嶋茂雄終身名誉監督の前で、2ランホームランを放ち、存在感を放った。
坂本勇人のタイムリーツーベースヒットなどで2点を奪った6回、2アウト2塁のチャンスの場面。読売ジャイアンツ2番手の戸田懐生に代わり、代打で打席に立った中田翔は、DeNAベイスターズ2番手クリスキーの2球目154キロの高めのストレートをライトスタンドへ運ぶ6号2ランホームランを放った。
26日ぶりのホームランを放った中田翔は、約1ヶ月ぶりのホームランに、喜びの表情を見せた。
中田翔は2軍調整中の12日、ジャイアンツ球場を電撃訪問した長嶋茂雄終身名誉監督から打撃指導を受けていた。
その長嶋茂雄終身名誉監督がこの試合、観戦に来ており、直接打撃指導を受けた恩返しの一発となった。
巨人の一塁争いは、シーズン開幕時は中田翔と中島宏之の一騎打ちと思われていたが、増田陸の台頭で三つ巴の戦いとなっている。
増田陸の台頭で、スタメン出場の機械が減っている中田翔だが、このまま終わるわけにはいかない。
26日ぶりに出たホームランを皮切りに、ホームランを1軍で連発し、再度1塁の座を奪い返すほどの活躍を見せてもらいたい。
公開日:2022.06.24