函館記念(日曜・函館)
芝2000mのハンデ戦、GⅢ。
過去10年、1番人気は〔210〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔202〕。
6番人気以下〔286〕、2ケタ人気馬〔152〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
大波乱のハンデ重賞です。
ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
GⅠの天皇賞・春から〔111〕。
GⅡの目黒記念から〔220〕。
GⅢのエプソムCから〔210〕。
新潟大賞典から〔111〕。
鳴尾記念から〔101〕。
その他、GⅡの金鯱賞から勝ち馬が。
GⅡの日経賞から2着馬が。
GⅠのNHKマイルC、大阪杯、マーメイドSから3着馬が出ています。
重賞組の人気、着順は不問です。
OPの巴賞から〔141〕。人気、着順は不問。
都大路Sから〔001〕。2着馬。
3勝クラスから〔102〕。こちらは1番人気1着馬でした。
トップハンデは10年で10頭いて〔020〕。
勝ち馬のハンデは57~54キロで、平均すると56.4キロ。
2着馬は58~52キロで、平均56.2キロ。
3着馬は57.5~53キロで、平均55.95キロ。
トップハンデで連に絡んだ2着2頭(14年ダークシャドウ、18年サクラアンプルール)は、共に前走重賞3着馬でした。
連対20頭すべてに、芝1800mまたは2000mでの勝ちがありました。
また、連対20頭すべてに、ダートも含む1800m以上の重賞での掲示板があり、同重賞勝ち馬は7頭(22年1着ハヤヤッコはダート1800mのレパードS勝ち)。
また、連対20頭中19頭に、ダートも含むOPクラス3着以内があり、残りの1頭にもOPクラスの4着がありました。
牝馬は〔011〕。
年齢別では、3歳〔001〕、4歳〔222〕、5歳〔305〕、6歳〔442〕、7歳〔140〕。6歳馬がいいようです。
なお、7歳で馬券に絡んだ5頭は、5、7、8、13、14番人気。人気薄の7歳馬に注意が必要です。
勝ち馬の8頭が、また2着馬の9頭が1ケタ馬番の馬。真ん中から内と覚えておきたいところです。
最後に〔141〕の巴賞組ですが、この6頭の人気を見ると、1、4、9、9、13、13番人気。
洋芝巧者が大目標にむかってひと叩き、本番でパフォーマンスを上げてきたとも考えられます。
ちなみに、巴賞連対馬の函館記念での馬券圏内はありません。巴賞組には、じっくりと考察を加えてみて下さい。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
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公開日:2024.07.13