上達を阻む7つの悪いクセ
【5】肩の開き
●インパクトで肩のラインが目標の左を向いていたらダメ
ダウンスイングの早い時期に両肩を結ぶラインが目標の左を向いてしまうことを「肩が開く」と言います。肩が開くとクラブが外から入ってきやすくなるので、正しいスイングをすることはできませんし、つかまっていないボールしか打てません。
バックスイングでの右回転が浅かったり、右手で打ちにいったりすることなどが原因で、肩は開いてしまいますが、この動作パターンは間違いなく良い結果を生みませんので、必ず修正する必要があります。
具体的な対策としては、しっかり右回転すること、そしてクラブが9時の位置に下りてくるまで、肩のラインを開かないようにしましょう。アイアンの場合は、そこからわずかな肩の回転を伴いながらインパクトを迎
えます。ドライバーの場合はインパクトまで肩が開かないようにし、そのまま4時の位置まで振り抜きます。
【書誌情報】
『100を切れない7つの理由・10の上達法 劇的に上手くなるスイングの作り方』
著者:阿河徹
なかなか上手くならないアマチュアゴルファーのスイングには、致命的な欠陥がある。そこで本書では、アマチュアのスイングの悪いクセを7つを解説。さらに、著者が「スイングの設計図」と呼ぶ、正しいスイングの動きをイラストでわかりやすく紹介する。そして、その基本の動きが身につき、上達に役立つ10のスイング・ドリルも公開する。スイングに悩んでいる人をはじめ、これからスイングを学ぶ人、基本を再度見直したい人も活用できる一冊である。
公開日:2021.08.26