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阿河徹が教える飛距離が全く出ないゴルファーの原因と改善法とは!?

皆さん!!こんな悪クセ
ついていませんか?

上達をジャマするスウィングのクセを徹底検証!

「こんなにラウンド経験を積んでいるのに、ぜんぜん上達しないのはなぜ!?」。もしかしたらスウィングに根本的な原因があるのではないでしょうか。ここで紹介する5つの悪クセになっているとしたら要注意。まずは自分のスウィングを見直してみましょう。

上達をジャマする悪クセ③
チキンウィング


●フォローで左ヒジが引けるとボールがぜんぜん飛ばない!

<これが原因>インパクト後のフォロースルーで、左ヒジが引ける現象。これを「チキンウィング」と言います。ダウンスウィングでのアーリーリリースからの流れで、左ヒジが引ける形が見えるため、ボールを当てにいく意識から起こる動作と言えます。チキンウィングの問題点は、弾道のクオリティが低下してしまうことです。つまり、飛距離がまったく出ないのです。飛距離アップにはヘッドスピードを上げることが大前提。しかし、アーリーリリースからチキンウィングの動作でヘッドスピードを上げようとするのは無理があります。ヘッドを精一杯走らせようと、身体を大きく使ってパワーを生もうとする(ビッグモーション)と、スウィングの安定度はなくなりミスショットが連発してしまいます。やはり、根本的なスウィング動作を変えなくては、いつまでたっても飛距離アップは難しいでしょう。

【改善ポイント】
グリップエンドの入れ替え動作を意識!


スウィングのメカニズムとして、クラブの入れ替え動作があります。簡単に説明すると、ダウンスウィングでは自分から見てクラブヘッドは右に、グリップエンドは左にあります。クラブを動かしていきインパクトを過ぎたフォローの段階では、クラブの位置が逆に入れ替わります。インパクトを境にグリップエンドの位置関係が反転するのです。これが正しいスウィングの動作パターンであり、意識して取り組めば自然と解消されていくことでしょう。

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【レッスンプロ情報】
●阿河 徹
ツアープロコーチ。東北高校ゴルフ部コーチ。レッスン歴19年。サンディエゴゴルフアカデミー卒業。米国ゴルフ留学時にデーブペルツショートゲームスクール、アズメディアゴルフスクールなどでゴルフ理論を学ぶ。現在はトップクラスのゴルフ理論とコーチ経験で、藤本佳則、塩見好輝、森田遥、宮里美香などトッププロのスウィング指導を行う。NTTドコモのゴルフアプリ「GOLFAI」の開発監修も担当。東京都世田谷区の井山ゴルフ練習場でアマチュアゴルファーのレッスンも行っている。

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