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阿河徹が教えるスライスや引っかけが出るゴルファーの原因と改善法とは!?

皆さん!!こんな悪クセ
ついていませんか?

上達をジャマするスウィングのクセを徹底検証!

「こんなにラウンド経験を積んでいるのに、ぜんぜん上達しないのはなぜ!?」。もしかしたらスウィングに根本的な原因があるのではないでしょうか。ここで紹介する5つの悪クセになっているとしたら要注意。まずは自分のスウィングを見直してみましょう。

上達をジャマする悪クセ①
アウトサイドアタック


●外からクラブが下りてスライスや引っかけが出る!

<これが原因>アマチュアゴルファーにとても多い現象が「アウトサイドアタック」です。切り返しからのクラブの動かし方のことで、飛球線後方から見たときに、理想とされるスウィングプレーンの外からクラブが下りてくることを言います。じつは、ボールを当てようと意識しすぎる人に多く、自分の視界からヘッドが消えることでボールに当たらないのではと心配になることから生まれます。

アウトサイドから下りてきたクラブは、インパクト後にインサイドに抜けます。クラブは「アウトサイドイン」の軌道になり、インパクト時にフェースが開くとスライスボールに。フェースがかぶったら引っかけになります。スライスが安定すれば、ある意味スコアメイクしやすいボールとも言えますが、飛距離が出ずにミスショットも多いため、武器にはしづらいスウィングなのです。

【改善ポイント】
ヘッドが見えない心理的な不安を解消しよう!


ゴルフのスウィングは独特かもしれません。運動動作としてはナチュラルとは言いづらいですが、この独特のスウィングに慣れるしかありません。切り返しからの正しいクラブの動かし方は、写真のように背中側からクラブが下りてくるインサイドアタックです。インサイドからクラブが下りるとインパクトの直前までヘッドが視界に入らず、心理的な不安があります。その不安を取り除いてインサイドから下ろせるようになればスウィングは一気に改善されます。

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【レッスンプロ情報】
●阿河 徹
ツアープロコーチ。東北高校ゴルフ部コーチ。レッスン歴19年。サンディエゴゴルフアカデミー卒業。米国ゴルフ留学時にデーブペルツショートゲームスクール、アズメディアゴルフスクールなどでゴルフ理論を学ぶ。現在はトップクラスのゴルフ理論とコーチ経験で、藤本佳則、塩見好輝、森田遥、宮里美香などトッププロのスウィング指導を行う。NTTドコモのゴルフアプリ「GOLFAI」の開発監修も担当。東京都世田谷区の井山ゴルフ練習場でアマチュアゴルファーのレッスンも行っている。