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阿河徹が教えるアーリーリリースになってしまうゴルファーの原因と改善法とは!?

皆さん!!こんな悪クセ
ついていませんか?

上達をジャマするスウィングのクセを徹底検証!

「こんなにラウンド経験を積んでいるのに、ぜんぜん上達しないのはなぜ!?」。もしかしたらスウィングに根本的な原因があるのではないでしょうか。ここで紹介する5つの悪クセになっているとしたら要注意。まずは自分のスウィングを見直してみましょう。

上達をジャマする悪クセ②
アーリーリリース


●ボールを当てにいきすぎることでコックがほどけてしまう!

<これが原因>テークバックからトップの位置にクラブを上げたときに左の手首が曲がり、手とクラブに90度くらいの角度がつきます。これらの手首を曲げる動作をコックと言います。手首のコックは、スウィング中にヘッドスピードを上げるためにとても重要な要素です。しかし、切り返しからのダウンスウィングで、手首のコックを早いタイミングでほどいてしまう現象が見られます。これがいわゆる「アーリーリリース」です。

 アーリーリリースになる要因も、ボールを当てにいく意識が強いことで起こります。インパクトまでのスウィング軌道に早く乗せようとすることから、クラブと手首、腕を早い段階からまっすぐにしようとするのです。フェースをスクェアに戻したいという意識が働くと、かえってスウィングの破壊につながりますので注意しましょう。

【改善ポイント】
ロープのようにシャフトをしならせる!


トップの位置から手首のコックが保たれたままクラブが下りて、インパクトの直前にコックがほどけていく。これがダウンスウィングでの理想的な動作です。手首のコックがほどけることで、シャフトがしなってクラブヘッドが加速します。シャフトをロープとしてイメージしてください。ロープは手首や腕を伸ばした状態では振れません。手首やヒジを曲げてロープを持つグリップを先行させることで速く振ることができます。この振るイメージがポイントです。

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【レッスンプロ情報】
●阿河 徹
ツアープロコーチ。東北高校ゴルフ部コーチ。レッスン歴19年。サンディエゴゴルフアカデミー卒業。米国ゴルフ留学時にデーブペルツショートゲームスクール、アズメディアゴルフスクールなどでゴルフ理論を学ぶ。現在はトップクラスのゴルフ理論とコーチ経験で、藤本佳則、塩見好輝、森田遥、宮里美香などトッププロのスウィング指導を行う。NTTドコモのゴルフアプリ「GOLFAI」の開発監修も担当。東京都世田谷区の井山ゴルフ練習場でアマチュアゴルファーのレッスンも行っている。

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