【背筋を伸ばす】肩甲骨をしめる
かまえの時点から、背中(肩甲骨)をしっかりしめて、背筋を伸ばすことが大切。逆にひらいてしまって猫背になると、パワーがボールに伝わりにくくなってしまう。
【OK】まっすぐ立って肩甲骨をしめる
重心は体の中心におき、肩甲骨をしめてかまえる。
【NG】肩甲骨がひらいている
肩甲骨がひらくと、体が丸まってしまう。
【OK】胸がはれて、まっすぐ立てる
肩甲骨をしめると自然と胸がはり、まっすぐ立てる。
【NG】猫背になってしまう
肩甲骨がひらいてしまい、猫背のような姿勢に。
前田流ワンポイントアドバイス
●「胸をはる」というより、「肩甲骨をしめる」!
ピッチングでよく「胸をはれ!」といわれることがあるけど、これは肩甲骨をしめるのとよく似ている。ただ、「胸をはる」意識だと重心が前にいってしまうケースもあるから、どちらかといえば「肩甲骨をしめる」イメージでかまえたほうが重心が体の中心におさまりやすい。もし、むずかしければ、まずは「まっすぐ立つ」ことから試してみよう!
『やればできる!ティモンディのベースボール教室』
著者:ティモンディ
お笑い芸人・ティモンディによる野球がうまくなる指南書。超名門・済美高校野球部出身ならではの日々の練習法、トレーニング法などはもちろん「野球部あるある」「済美あるある」「本当にうまくなる練習法」などを網羅した「笑って野球が上手くなる」1冊。投球編、守備編、打撃編などに分けて、比較的基礎的な内容の技術を解説。ティモンディ高岸による「子どもたちへの金言」も掲載。実際に150キロを投げる方法、柵越えを打つために必要なことを大公開します。
公開日:2021.08.17