第一回 妖怪画大賞グランプリ受賞者の最新作、小豆島の海辺の宿で展示スタート



第一回妖怪画大賞でグランプリを受賞した木山武さんが今回新たに描いた作品「窓」


グランプリ受賞作品と木山武さん

風景画「窓」が展示されている海辺の宿「入舟」
グランプリ受賞の木山武(きやまたけし)さんは、実家が香川県高松市で祖母は小豆島出身という不思議なご縁がありました。エントリーフォームには書かれていませんでしたし、審査員長の柳生忠平も事務局も驚きと親しみを隠せませんでした。木山さんは京都市立芸術大学に在学中で春休みに高松の実家に帰省してこの風景画を描き上げました。妖怪ではなく、やはりこの島の雄大な景観を表現したいと思ったそうです。
木山武(きやまたけし)|プロフィール
2005年9月3日生まれ 香川県出身 京都市立芸術大学 在学中
●作品|「窓」
●使用画材・素材|ダンボール、ガムテープ 油絵
●製作意図|小豆島の碁石山から見える景色に圧倒され、それをそのまま表現したいと思った。
●将来の夢|アーティストととして各地に自分の作品のコレクターを持つこと。
応募された全作品205点を公開
4月18日より「第一回妖怪画大賞 作品展」を開催します。
グランプリを受賞した木山武さんの作品「出勤時」、各賞入賞作品をはじめ応募された全作品を妖怪美術館3号館に一挙展示します。瀬戸内国際芸術祭を機にアートに関心をもつ旅行者が増えること、また、応募してくださった方々にもこれを機に「小豆島」へお越しいただけたらと考えています。

妖怪美術館3号館にて全応募作品を一挙展示

1次審査を通過した44作品

入賞した作品の展示コーナー
妖怪美術館では2013年から「妖怪造形大賞」というアートコンテストを合計6回開催していますが、「妖怪画大賞」は造形作品ではなく2次元(絵)のコンテストです。一次審査を通過したファイナリストの作品は2025年に小豆島で開催するイベント「妖怪万博2025」の会場に展示され、その場で最終審査会が開かれグランプリが決定しました。審査員は、柳生忠平(妖怪画家・妖怪美術館館長)、平良志季(日本画家)。

のべ3,500人を集めたイベント「妖怪万博2025 」

会場で公開最終審査する審査員長・柳生忠平と日本画家の平良志季氏

グランプリを受賞した木山さんの作品「出勤時」
第二回妖怪画大賞の開催も決定!
「妖怪」をテーマに自由な発想で描く「絵画」作品を募集します。
詳細は後日公開します。
もっと妖怪アートのすそのを広げたい
2013年からのべ10年間、合計6回開催している妖怪造形作品のコンテスト「妖怪造形大賞」では、累計900点の応募作品が集まり、妖怪美術館に収蔵し展示しています。「妖怪画大賞」では、表現の領域を広げるため絵画作品を応募いただくことにしました。幅広い層の多彩な作品が集まることを期待しています。
妖怪画大賞の応募作品はすべて妖怪美術館に所蔵し、随時展示していきます。

妖怪美術館1号館

妖怪画家・妖怪美術館館長の柳生忠平

4号館には巨大妖怪天井画が

ミュージアムショップとbarがある受付棟
【妖怪美術館とは】
香川県・小豆島の迷路のまちで900体をこえる妖怪造形作品を展示する美術館。まちの中に点在する4つの古民家をスマホガイドアプリを使いながらめぐる。妖怪の起源から現代の妖怪まで「妖怪造形大賞」に応募された900体を超える作品を展示・保管しています。「妖怪を世界へ」私たちは「妖怪(=Yokai)を世界語にしたいと考えています。館長は小豆島生まれの妖怪画家・柳生忠平。
妖怪美術館 香川県小豆郡土庄町甲398 0879-62-0221 mail@meipam.net
【小豆島ヘルシーランド株式会社とは】
瀬戸内・小豆島で、オリーブの栽培や研究、化粧品や食品の開発・製造、通信販売などを行うMeiPAM 小豆島・迷路のまちアートプロジェクトの共同運営。地域活性化事業の企画・推進・運営。
社名:小豆島ヘルシーランド株式会社
所在地:香川県小豆郡土庄町甲2721-1
代表取締役社長:柳生敏宏
設立:1985年 HP:https://shl-olive.co.jp/