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間違った意味で使われる言葉ランキング一位の「ハッカー」の本当の意味とは?

「ハッカー」って本当はどんな人なの?

ハッカー (hacker)とは主にコンピュータに関して、一般の人々より詳しい知識をもち、その知識を利用して技術的な課題をクリアする人々のことを指します。しかし今では多く場合、コンピュータの「内側」を覗く人として使用され、コンピュータの破壊行為や不正アクセスをする人という意味で浸透しています。1985(昭和60)年には本来のハッカーという言葉の意味を、マスコミの誤った使い方から守ろうと、「クラッカー(cracker)」という言葉が作られましたが、現状ではほとんど浸透していません。

小学館が発行している『大辞泉』編集部が10月16日の「辞書の日」を記念し、2013(平成24)年に作成した「間違った意味で使われる言葉ランキング」の中ではこの「ハッカー」という言葉が一位で紹介されていました。

前述の小学館の調査によりますと、ハッカーに続く第二位には「確信犯」が入っています。本来の意味は文化庁の資料によると「政治的・宗教的等の信念に基づいて正しいと信じてなされる行為・犯罪又はその行為を行う人」とされていますが、多く人が「悪いことと知っていて罪を犯す犯罪者」と勘違いしています。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 大人のための日本語と漢字』
監修:山口謠司

「ニッポンとニホン使い分けは?」、「なぜ緑色なのに青信号?」「十二支の本当の意味とは?」、「間違って使うと恥ずかしい敬語は?」日本語と漢字にまつわる、とことん面白くてためになる話。単なるうんちくにとどまらない、使える日本語、生きた日本語から、日本人が覚えておきたいしきたりや文化、マナーまで幅広く紹介。図解でよりイメージができ、面白いほどかんたんに、日本語の興味深い「なぜ」と、正しい日本語の知識が増える1冊!

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