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10天体は年齢によって受ける影響が変わる!?「年齢域」をさらに解説!【一番わかりやすい はじめての西洋占星術】

Text:アストロカウンセラーまーさ

年齢によって影響を受ける天体が変わる !

まーさ先生「ここで、10 天体と年齢域の話を補足したいと思います。『10天体には特別に活性化する月がある!?年齢域を解説!【一番わかりやすい はじめての西洋占星術】』で紹介した通り、月は赤ちゃんがおかあさんのお腹にいる頃から7歳くらいまでの期間に強まります。8 ~ 15 歳に水星、16 ~ 25 歳に金星の性質が足され、26 ~ 35 歳にようやく太陽が登場し、その後は火星が 36 ~ 45 歳と続きます。これを西洋占星術では『年齢域』と呼んでいます。」

ほしみ「順番に影響が強まっていくんですね。年代と天体のイメージが一致していて、10 天体の印象がさらにつかみやすくなりました。」

まーさ先生「いいイメージのつかみ方ができていますね。」

ほしみ「最初に登場するのが月っていうのも興味深いです。だから月は実家のようなものと例えられるんですね。」

まーさ先生「そうでしょう。続いて小学校入学から中学卒業くらいまでは、友だちができたり人との関係を広げたり、知識や情報を蓄える年齢で、そこはコミュニケーションや知性の星である水星が司っています。そして、高校生から 25 歳くらいは恋愛したり、おしゃれに興味を持った
りするでしょう。恋愛や性的魅力を司る金星が活性化するからですね。」

ほしみ「その後、26 〜 35 歳になって太陽なんですね。自分の中心的存在を表す太陽が4番目というのが、ちょっと意外でした。」

まーさ先生「太陽は自分の力で生きていこうという自立心と深く結びついている天体なので、精神的に未熟だと発揮しにくいのでしょう。その前段階として、月、水星、金星の時代を経て「下地を作っておく」必要があるのだと思います。その後、社会に出て真の自分らしさや役割を見つける年齢と考えれば、太陽がここで登場するのも納得ですよね。そして次の 36 ~ 45 歳は、人生の目標を見つけて集中して活動していく時代。ここで、エネルギーの星である火星が影響を与えるようになるのです。」

ほしみ「なるほど! 子どもの頃はおとなしかった子が、活発な大人にキャラ変することがあるけれど、もしかしてそれって 10 天体の影響なのですか?」

まーさ先生「それは大いにあるでしょうね。影響を受ける天体の星座が変わると、違う面が表に出てくるから。ただ、もしキャラ変したとしても、その性質はなくなってしまうわけではなく、登場する状況や影響の度合いが変わるだけ。その後も必要なときにはちゃんと表に出てきます。成長とともに、いい意味で複雑かつ奥深い人になっていくということですね。こうした自分の中にある 10 天体のイメージをより詳しくつかめるようになると、ホロスコープで読み解けることに感動して、西洋占星術のすごさを実感できるはずですよ。」

ほしみ「それを楽しみに、星読みを学んでいきます! ところで先生、もう一つ頭を悩ませていることがあって。太陽と月は、どちらも自分自身を表すと言いますが、書いてあることは正反対だったりして……。」

まーさ先生「これも諸説あるのですが、私の考えでは、太陽が表すのはその人の理想の姿、よい状態なんです。それに対して月は、疲れていたり弱っていたりするときを表します。太陽=魂、月=体、そんな違いもありますね。太陽と月がその人のバランスを取っているのだと考えてみてください。詳しくは次のコラムで紹介しますね。」

太陽と月で生きやすさがわかる?

ホロスコープから感じ取る困難や矛盾はあなた自身の伸びしろ

太陽と月はどちらもその人の基本的な性質を象徴する天体で、その関係性は「生きやすさ」を示しているとも言えます。月は潜在的な内面を含めた自分のベースとなる部分。対して太陽は、自分が目指すべき理想の生き方と「自ら作り上げていく自分」。太陽星座と月星座の性質に大きなギャップがある人ほど、生きづらさを感じる傾向にあるでしょう。例えば、月星座の性質は控えめで大人しいのに、太陽星座は自己主張が強い場合、「こうでありたい」と思う行動がなかな取れず、モヤモヤを抱えがちになります。理想と現実の間で空回りし、「本当はどうしたいの? 自分の本音はどっち?」と、自分の真意がわからなくなることも多いでしょう。しかし、それは非常に前向きな葛藤です。生きる中で「自分自身を知る」というのは最も大きなテーマの一つ。それを象徴するのが太陽と月のギャップですが、生きづらさゆえに悩めば悩むほど、自分について深く考える機会を得るでしょう。葛藤しつつもいろいろな角度から自分を見つめ直し、「どっちも自分なんだな」と認めて理解する経験。これが結果として一番人を成長させ、また自分以外の誰かを知る際の深い理解力にもなるはずです。ちなみに、太陽と月のギャップに限らず、ホロスコープ上で困難を感じやすい配置はいろいろあります。しかし、どれも本人に対する重要なメッセージを秘めています。がっかりしたり恐れたりしすぎないように。その配置はあなたに特別に与えられたもの。希望を持って読むことも、あなた自身にしかできないのです。

【出典】『一番わかりやすい はじめての西洋占星術 』著:アストロカウンセラーまーさ

【書誌情報】
『一番わかりやすい はじめての西洋占星術』
著:アストロカウンセラーまーさ

はじめて西洋占星術を学ぶ人、学んでみたけれど要素が多すぎて挫折した人におすすめしたい基礎の基礎から解説する入門書。
人気占い師のアストロカウンセラーまーさによる超ていねいな解説と本書オリジナルの自分で占う力が身につく「星読みドリル」を使って気になることや生まれ持った資質を読み解いてみましょう。

生まれた瞬間の天体の星の配置を示すホロスコープには、理想の生き方、適正、恋愛運、金運、その人の第一印象など、気になる情報がたくさん詰まっています。読み解けることが多いがゆえに、「全部覚えなきゃ!と思って挫折した」という人も少なくないでしょう。
本書では、一気に全部覚えようとせずに、理解できることを増やしていくのをおすすめしています。逆に言うと、初心者でも本書で紹介する最低限の読み解きポイントを押さえていれば、ある程度は自分で占いの答えを導けるということです。実は得意なこと、本当は苦手なこと、適性のある仕事、コミュニケーション傾向、気になる人との相性、運がいい日の見つけ方……
これらは全部、初心者でも読み解けます。星からのメッセージを味方につけて、運を活用できるようになりましょう。

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