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根幹をなす3つの思想【一番わかりやすい はじめての四柱推命】

Text:愛新覚羅ゆうはん

根幹をなす3つの思想

自分を読み解くために覚えておきたい考え方

四柱推命は「陰陽思想」「五行思想」「十干十二支」という古代中国の3つの思想から成り立っています。

1つ目の陰陽思想は四柱推命をはじめ、易経や九星術、風水など、ほぼすべての東洋占術のベースとなっており、宇宙万物すべては「陰」と「陽」から成り立っているという考え方です。相反する2つのものがどちらかに偏ることなく、変動を繰り返しながら互いに中庸(バランスの良い状態)を目指すことを最善と考えます。

陰陽思想のあとに五行思想が誕生し、結びついたものを「陰陽五行思想」といいます。これは、万物は「木火土金水」の5つの元素から成り立つとする自然哲学の思想です。

十干十二支(干支ともいう)の「十干」は、10種類の「干」、「十二支」は12種類の「支」のことで、いずれも時間と空間を表す符号です。古代中国では十干を「天干」、十二支を「地支」ともいい、この2つを組み合わせて暦や時刻を表してきました。四柱推命は生まれた年月日時を十干十二支を用いた干支表に置き換えて占う占術です。本書では、占う際の便宜上、それぞれ「天干」「地支」と表記します。

占いのベースにある3つの思想

1. 陰陽思想

日と月、男と女、火と水、冷と熱、光と闇、白と黒などすべての存在は陰と陽に分かれ、表裏一体をなす。陽が極まれば陰に転じ、陰が極まれば陽に転ずる(逆もしかり)。大いなる矛盾が互いに共鳴しあって中庸を目指していくという思想。

2.五行思想

この世のすべてを木・火・土・金・水の5つの元素で成り立っていると考える思想。この5つの元素は、互いに影響を与えあい、常に循環している。どれが欠けても成り立たず、どれかが過剰になるとバランスを崩すと考える。

3.十干十二支

十干(天干)…甲·乙·丙·丁·戊·己·庚·辛·壬·癸
十二支(地支)…子、丑、寅、卯、辰、已、午、未、申、酉、戌、亥
上記の総称。干支ともいい、えと(干支)と混乱しがちなので、ご注意。

【出典】『一番わかりやすい はじめての四柱推命』著:愛新覚羅ゆうはん

【書誌情報】
『一番わかりやすい はじめての四柱推命』
著:愛新覚羅ゆうはん

四柱推命は、生まれた瞬間に決まる不変的な要素を扱う命術のひとつです。古代中国の思想・哲学に基づいて読み解く理論性の高さが特徴で、占いの帝王ともいわれます。
本書は、習得するのが難しいという声の多い四柱推命を、とことんわかりやすく学べるようにした1冊です。

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