いつの時代もスピードは投手のロマンです!高校野球最速投手列伝
投手のロマンと言えば速球。プロ顔負けの速球を投げる球児が現れたら誰もが胸をときめかせることだろう。そんなロマンに彩られた球児たちを振り返る。
高校球界どころか、アマチュア史上最速となる160キロをマークした
大谷翔平の衝撃から7年後の2019年、またも岩手から160キロを超える豪腕投手が生まれた。それが佐々木朗希(大船渡)である。
中学時代からすでに140キロを超える速球を投げ、高校野球マニアの間では「大谷の再来」と称されていたが、彼が全国区の存在となったのは3年春に参加した高校野球日本代表候補による研修合宿。この紅白戦で中日のスカウトのスピードガンが記録した球速はなんと163キロ。非公式ながら大谷の記録を軽々と抜いた佐々木は一躍「令和の怪物」と称された。残念ながら甲子園でその姿を見ることはできなかったが、プロ入り後に初勝利を挙げたのは聖地・甲子園でのものというのもなんとも因縁めいている。
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高校生投手“歴代最速投手”の変遷
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公開日:2021.08.30