プロ初完封の畠世周
11月1日に東京ドームで行われたヤクルトスワローズとの一戦で、9回113球、3安打7奪三振無失点とプロ初完封を達成した畠世周が日本シリーズ〝第4の男〟の座を賭け、11月10日の阪神タイガース戦に先発する。
右肩周辺の肉離れの故障で今シーズンは出遅れ、一軍復帰は7月末までズレ込んだが、シーズン終盤に開幕ローテに定着した畠世周に公式戦最後のアピールチャンスが回ってきた。
日本シリーズ先発ローテの座を争う高橋優貴は11月4日の広島カープ戦で5回1失点ながらも5四球と安定感を欠きながらも最少失点で切り抜け、今村信貴は11月7日のヤクルト戦で5回2安打無失点の好投を見せるなど、アピールを続けている。
プロ初完封の畠世周は、原監督に「『今日だけ』ということは評価は難しい。まだ1完封だからね」と日本シリーズ先発ローテ確約はまだもらえていない。
公式戦最後のアピールチャンスとなる阪神戦で好投を見せ、日本シリーズ先発ローテの座を掴んでもらいたいものだ。
公開日:2020.11.10