マイルチャンピオンシップを京都競馬場で開催された過去10回のデータから勝つ確率が高い馬を弾き出す!!
先週のエリザベスは一昨年の秋華賞馬・スタリングローズが、その秋華賞以来の勝利で女王の座に輝いた。
そして、今週は秋のマイル王を決める「マイルチャンピオンシップ」が京都競馬場で開催される。
そこで、京都で開催された過去10回のデータ(阪神開催の2020~2022年を除く)から勝つ確率が高い馬を弾き出す!!
①馬齢別
勝ち馬の馬齢を見てみると、4歳馬がトップの4勝を挙げ、勝率でも唯一の二桁%となる12.5%を記録している。これに続くのが3歳馬と5歳馬でそれぞれ2勝を挙げている。残りは6歳馬で1勝を挙げている。
この結果から7歳以降のベテラン馬には厳しく、主軸は4歳馬として考えられることから、勝つ確率を4歳馬が25%、3歳馬と5歳馬は20%、6歳馬が15%、それ以外は0%とする。
②前走クラス別
マイルCSを勝った馬は前走どのクラスを走ったかを確認すると、トップはGⅡ組で4勝を挙げ、これに続くのがGⅢ組とGⅠ組でそれぞれ3勝を挙げている。このデータからマイルCSを勝つには前走でも格が必要で、OP以下を走って来た馬にとっては厳しいデータである。
そのため勝つ確率は、GⅡ組が25%、GⅢ組とGⅠ組が20%、それ以外は0%とする。
③前走着順別
前走でどのような結果を残した馬がマイルCSを勝っているかデータを見ると、トップは前走を勝った馬で3勝を挙げ、その次に2着、3着と掲示板外で一桁台だった馬で、それぞれ2勝を挙げている。残りは前走5着だった馬で1勝を挙げている。
以上のことから、前走を勝った馬は勝つ確率を25%とし、次に2着、3着、掲示板外で一桁だった馬を20%、最後に5着だった馬が15%となり、それ以外の着順だった馬は0%とする。
④枠番・馬番
枠では大外枠の8枠がトップの4勝を挙げている。これに続くのが3枠で3勝。残りは1枠の2勝、6枠の1勝となっている。全く勝てていない枠が4つもあり2,4,5,7枠である。
これを細かく馬番で見ると、過去10回勝てていないばかりか3着内すら入れていない「死の馬番」の存在が判明した。
その馬番とは、レジェンド武豊が騎乗する⑥オオバンブルマイと田口貫太騎手が騎乗する⑨ニホンピロキーフの6番と9番である。
特に6番のオオバンブルマイは初GⅠ制覇の期待が高かったために少し残念なデータである。
この結果から、勝つ確率を8枠に入った馬が25%、3枠が20%、1枠が15%、6枠を10%とし、勝ち馬が出ていない枠2,4,5,7枠と死の馬番6馬と9番は0%とする。
以上の4項目を集計した結果、最も勝つ確率が高かった馬は累計95%と高い数字を出した⑰エルトンバローズが弾き出された!!
この次に続くのが②ブレイディヴェーグと⑤ジュンブロッサムがたたき出した90%である。
果たして、データに導き出されたエルトンバローズがマイル王に輝くのか!?
発走は11月17日の京都競馬場11レース、15時40分予定。
公開日:2024.11.15