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副作用の心配なし!薬剤師が教える「降圧薬と同じ効果の食材」とは?【1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法】

Text:加藤雅俊

自然の降圧薬はスーパーで買う

者のなかで「薬を減らしたい」「いずれは薬を卒業したい」という方は、降圧薬と同じ成分をもつ食材を食生活に取り入れてみてはいかがですか。製薬の原点は自然素材がもつ有効成分からつくること。ですから食品が薬の代わりになるのは当然のことなのです。紹介するのは一例ですが、スーパーやコンビニなどで買えるものばかり。副作用の心配がなく、安全で安心なのも利点です。

まず紹介するのは「お酢」。酢の主成分である酢酸には、血圧を上げるホルモンを穏やかに抑制する働きがあります。これは多用される降圧薬の「ARB」と同じ作用で、1日に大さじ1杯のお酢を飲むだけでも効果が期待できます。クエン酸を含むレモンやグレープフルーツ、梅干しも同じ効能をもつので、上手に活用してください。

次は血管拡張作用のある「カルシウム拮抗薬」に代わるショウガです。ショウガを加熱するとジンゲロールという成分がショウガオールに変化。この成分が血管を広げて血圧降下を助けます。豚肉の生姜焼き、魚の煮物やスープなどに使ってみては。

3つ目の「利尿薬」はコーヒーや紅茶、緑茶で代用できます。コーヒーや緑茶、紅茶に含まれるカフェインには、優れた利尿効果が認められているからです。食後に緑茶やコーヒーを飲む習慣のある方は、何気なく実践していることがすでに高血圧対策になっています。

出典:『1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法』

【書誌情報】
『1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法』
監修:加藤 雅俊

いまや現代病とも言われ、高血圧患者はおよそ4300万人いるとも言われています。血圧は健康診断などで指摘されても、すぐに病気になったり状が現れるわけではないため、放置したり、降圧剤を飲んで数値を改善している人も多いのではないでしょうか。降圧剤に関しては数値が下がっても飲まないと元に戻ってしまったり、予防としても一生涯飲み続けることになる場合が多く、医療費がかかったり、通院にはそれなりの時間もかかります。そんな高血圧に悩む人たちに向けて、本書では血圧本で数々のベストセラーを出している著者による、“薬いらず”“減塩なし”で、誰でも簡単にできる血圧がみるみる下がっていく“最強1週間プログラム”を紹介します。血圧が高くなる原因には『身体』と『心』の二つがあるため、まずは自分の血圧はどちらが原因で高くなっているのか簡易チェック!その上で、肺から血圧にアプローチする『胸郭ストレッチ』、押すだけで10以上下がる『降圧ツボ』、心も体も整う『加藤式呼吸法』など、時間もかからず誰でも即できるのに、驚くほど効果がある方法を毎日取り入れやすい1週間プログラムにして紹介します。さらに一回下がっても元に戻らないために、しっかり正常な血圧を維持していくプログラムも紹介。
高血圧で薬をやめたい方、薬を飲むか迷っている方、減塩せずに食事を楽しみたい方など、高血圧に悩んでいる方にはぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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