生理・PMSの共有アプリ「ケアミー」、生理に関する意識調査を実施
利用者数70万人の生理・PMS(*)の共有アプリ「ケアミー」を運営する株式会社ヘルスアンドライツ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:吉川雄司)は、女性の健康週間(3月1日~8日)および国際女性デー(3月8日)に合わせ、パートナーのいる15歳~44歳の男性450名を対象に「生理に関する意識調査」を実施しました。
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近年、学校教育や企業研修、メディア、SNSを通じて、生理に関する男性の理解が進んでいます。本調査では、SNSで生理に関する情報に触れることが、男性の意識や行動にどのような影響を与えているのかを検証。結果として、SNSでの情報接触が男性の生理やPMSへの理解を深め、パートナーへのサポート意識や行動変容を促していることが明らかになりました。
(*)PMS(月経前症候群)とは、女性ホルモンの変動などの影響で、生理前3~10日間に表れ、生理が始まると治まる精神的、身体的症状のことを指します。抑うつや不安、イライラなどの精神的症状や、頭痛や腰痛などの身体的症状が代表的です。
調査結果
1. 7割の男性がSNSで生理情報を目にしている
調査の結果、パートナーのいる男性の70%が、SNSで生理やPMSに関する投稿を見た経験があることが分かりました。かつて「女性だけの問題」とされタブー視されがちだった生理が、社会全体で関心を持たれるテーマへと変化していることが示唆されます。
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2. 生理に関する情報源、最も影響力があるのはYouTube!
生理やPMSに関する情報に接触したSNSとして、最も多く挙げられたのはYouTube(63.8%) でした。次いで、X(54.6%)、Instagram(46.3%)、TikTok(36.7%) が続きました。
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特にYouTubeでは、カップルが生理やPMSについてオープンに話し合う様子を発信するコンテンツが増えており、インフルエンサーの影響力が大きいことがわかります。
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出典:YouTube
3. SNSで変わる男性の意識と行動
(1)SNSで生理情報に触れる男性は、サポート意識が高い
生理やPMSに対する意識を見てみると、生理やPMSに関する投稿を「頻繁に見る」男性の45.8%が「パートナーをサポートするのは当然」と回答。一方、全く見たことがない男性では18.5%にとどまりました。
また、「生理やPMSについて知ることは男性にも必要」と考える割合は、頻繁に見る男性で44.2%、全く見たことがない男性では25.9%。さらに、「知識が仕事や人間関係にも役立つ」と回答した割合は、頻繁に見る男性で38.3%、全く見たことがない男性では13.3%でした。
この結果から、SNSを通じた情報接触が男性の意識を変え、パートナーへの理解やサポート意識を高めることが分かります。また、カップル間のコミュニケーションだけでなく、職場や日常生活での人間関係にも良い影響があると考える男性が増えることも注目すべき点です。
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(2)SNSが男性の行動を変える
行動面について見てみると、生理やPMSに関する投稿を頻繁に見る男性のうち、
- 60%が「さらに詳しく調べた」
- 48.3%が「パートナーと生理やPMSについて話す機会が増えた」
- 33.3%が「生理関連の商品・サービスを提案、または一緒に購入した」
- 28.3%が「家事の負担軽減やデートの予定変更などパートナーの体調を考慮した行動をとった」
と回答。SNSで得た知識が、単なる理解にとどまらず、「会話の増加」「商品・サービスへの関心」「パートナーへの配慮行動」など、具体的なアクションにつながっています。
この調査結果から、SNSを通じた情報接触が男性の生理に対する理解を深めるだけでなく、行動の変化を促していることが明らかになりました。
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生理・PMSの共有アプリ「ケアミー」について
ケアミーは、生理やPMSをLINEでパートナーに共有できる産婦人科医監修のアプリです。
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【パートナー共有機能の特徴】
- 生理やPMSをLINEで簡単に共有:生理予定日、生理開始日、生理前後の不調、妊娠しやすい期間などをLINEでパートナーに通知。「自分の言葉でうまく説明できない」「心理的に伝えづらい」という悩みを解決します。
- 生理・PMSに関する基礎知識を通知:産婦人科医監修の情報をパートナーにLINEで通知。生理やPMSについてパートナーの理解を深めます。
- パートナーからの勧めで利用を開始するケースも増加:「彼女のことを理解したい」「不調のときにサポートしたいがどうしたらいいか分からない」と考えるパートナーが、女性にケアミーを紹介し、一緒に利用を始めるケースも増えています。
【ユーザーの声】
- 生理前のイライラしがちな時期をケアミーが彼に通知してくれるので、私が言葉で伝えなくても察してくれるようになった。険悪なムードが減って本当に助かっています。(23歳・女性)
- 毎月のように彼女のメンタルが不安定になり、どう接すればいいのか困っていた。ケアミーを使い始めてからは、サポートのタイミングが分かるようになり、スムーズにコミュニケーションが取れるようになった。(24歳・男性)
生理をはじめとする女性の健康課題は、決して女性だけの問題ではなく、男性も含めた社会全体で理解し、解決していくアプローチが必要です。ケアミーは今後も、男性・女性双方が正しい知識を得られるよう情報発信を続け、より良い社会の実現を目指します。
【「ケアミー」アプリダウンロードURL】
【iOS】https://apps.apple.com/jp/app/id1505033077
【Android】https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.healthandrights.coyomiv2
代表プロフィール
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代表取締役 吉川雄司
1989年大阪府枚方市生まれ。大阪大学卒業後、外資系消費財メーカーのP&G(プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン)に入社。その後、人材採用領域のWebメディアを運営する株式会社ワンキャリアの執行役員を経て、2018年1月に株式会社ヘルスアンドライツを設立。ユーザーインタビューを通じてPMSによる悩みを抱えるカップルが多いことに着目し、PMSに悩む女性自身とそのパートナーである男性の悩みを解決するアプリとしてケアミーをリリース。女性の健康課題に関わる正しい知識を誰もが適切なタイミングで得られる社会を目指し、企業等に対する生理や妊娠に関する知識の啓発活動にも注力。著書に「やさしく正しい妊活大事典」(プレジデント社)がある。
会社概要
会社名:株式会社ヘルスアンドライツ
代表取締役:吉川雄司
設立日:2018年1月17日
所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-6-2 エクラート渋谷
事業内容:産婦人科医監修の生理・PMSの共有アプリ「ケアミー」運営、その他生理や妊活に関する書籍やWebメディアを通した情報発信
URL:https://healthandrights.jp/
調査概要
調査対象者:パートナーのいる15~45歳の男性450名
調査期間:2025年2月5日~2025年2月6日
調査方法:インターネット調査
※本調査結果は広くご活用いただけます。引用・転載時は「生理・PMSの共有アプリ『ケアミー』調べ」とクレジット表記をお願いいたします。
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公開日:2025.02.21
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