少名毘古那神
とても小さな体で、一寸法師のモデルになったといわれる神さまが、スクナビコナノカミ(以下、スクナビコナ)です。ある日、出雲で国造りをしているオオクニヌシ(118ページ参照)のもとに、スクナビコナがやってきました。
行き詰まっていた国造りでしたが、知識と知恵に優れたスクナビコナが大活躍! 次々と問題を解決し、オオクニヌシのよき相談相手として働いた、まさに国造りの立役者です。
そんなスクナビコナが特に優れていたのが、医療や医薬の研究。国造りの任務を終えてからは、大好きな医療関係の研究に勤いそしまれたことから、健康長寿、病気平癒の神さまとして祀られるようになりました。
今では、一般の人が健康長寿を願うだけでなく、医療や医薬に携わる会社、関係者からも信仰を集め、医療関係の資格試験の合格祈願をする人もたくさんいます。
また、好きな仕事に邁進したスクナビコナは、転職、起業、副業など、好きな仕事をしたいという願いにも、きっと力を貸してくれるはず。気になる人は、ぜひお参りをしてみてください。
出典:12ヶ月の開運神社カレンダー
【書誌情報】
『12ヶ月の開運神社カレンダー』
白鳥詩子 著
ほかでは語られていない、 「開運速度がぐんとアップする」特別な神社参拝を伝える1冊。 神社を守る家系に生まれ、11歳で巫女デビューした著者が、 お参りするのに「最適な開運日」を月ごとにピックアップし、 その意味合いと、神様が耳を傾けてくれる願いの伝え方をご紹介します! 神様との「ご縁」が深くなり、神様に愛されながら、 どんどん願いを叶えていける素敵なサイクルが生まれます。 気になる参拝のお作法や、暦にそった開運フード、お願いごと別のおすすめ神社も掲載! 神社好きも、神社巡り初心者も楽しめます。
公開日:2022.01.25