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太陽が地平線より高い位置で沈んでいくことがあるって本当?【雲の図鑑】

Text:岩槻秀明

地平線近くの雲が夕日を隠してしまう

夕方、西の空にある太陽は、山や建物などの障害物がない限り、地平線の向こう側へと沈んでいきます。

ところが、障害物とは関係なく、太陽が地平線に到達する前に、高い位置で姿を消してしまうことがあります。これが「夕日の高入り」です。

西の空の地平線付近に雲があって、この雲が太陽を完全に遮ってしまうのが原因です。雲の種類は、おもに高層雲の不透明雲(P97)です。

一般に、地平線近くの空にあるものは、手前にあるものが上に、遠くにあるものが下に見えます。そのため夕日の高入りをもたらした地平線付近の雲は、今いる場所からかなり離れた位置にあります。

しかし、日本の天気は西から東に変わる傾向があるため、西の空にある分厚い雲はいずれこちらにやってきます。そのことから「夕日の高入りは雨」といわれています。

出典:『雲の図鑑』著/岩槻秀明

【書誌情報】
『雲の図鑑』
岩槻秀明 著

季節ごとに見られる雲や、気象予報の役に立つ雲など、雲の外観から判別できる雲図鑑に加え光の作用によって見られるレアな雲や、雲ができる過程など科学的なメカニズムまで解説。ポケットに入れていつでも楽しめる雲図鑑なので自粛の際でも公園や河原で子供と遊ぶ時や、外に出られなくても楽しめる

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