なかなか寝付けないときはベッドから離れる
眠れなくても焦らない!
寝ようと思って布団に入ったものの、なかなか寝付けないという人も多いのではないでしょうか。「眠れない」「明日の朝早いのに」と焦れば焦るほど脳の緊張が高まり、ますます眠れなくなってしまうというわけです。
こうした悪循環を防ぐためには、もし布団に入って20分以上眠れなければ、いったんベッドを離れましょう。眠れないままベッドで過ごしていると、脳が「ベッド=眠れない場所」と認識してしまい、その後も寝付けなくなってしまう恐れがあります。一度起き上がり、水を飲んだり静かな音楽を聴いたりしてリラックスしながら、自然な眠気が訪れるのを待ちましょう。このとき、スマホを見たりタバコを吸ったりするのはNGです。かえって脳を覚醒させてしまいます。
寝る前のルーティンを決めるのも寝付きをよくするためには効果的です。パジャマに着替えることもその1つ。ほかには軽いストレッチをする、静かな音楽を聞く、コップ1杯の水や白湯を飲むなど、自分なりの方法を見つけてください。寝る前に水分をとると夜中のトイレが心配という人もいますが、睡眠中に脱水症状に陥り目が覚めてしまうほうが問題です。寝る前の水分補給は睡眠をサポートしてくれるのです。
寝付きをよくするためのコツ
1日の生活リズムを一定にする
朝目が覚めたら太陽の光を浴び、食後に眠くなれば15分程度の昼寝をし、夜はゆったり過ごしながら眠くなるのを待つ。無理な早寝早起きは必要なし。体内時計にそったリズムで生活することが睡眠の質を上げるコツ。
「眠る」というマイルーティンをつくる
眠る前のマイルールをつくり習慣にすれば、それが入眠サインとして脳が認識し、眠りに入りやすくなる。
自分なりの入眠儀式でOK
- パジャマに着替える
- 好きな音楽を聴く
- 水や白湯を飲む
- よく読む本を読む
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 疲労回復の話』著:梶本修身
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 疲労回復の話』
著:梶本 修身
≪累計300万部突破!『眠れなくなるほど面白い図解シリーズ』≫
全然取れないその疲労、「脳の疲れ」が原因かもしれません。
TVでも話題の疲労・睡眠の専門医が教える、疲労回復の新常識!
「寝ても疲れが取れない」「最近疲れやすくなった」
さまざまなストレスがある現代社会、疲れに悩む人は増え続けています。にもかかわらず、疲労回復の正しい知識はアップデートされていません。
●温泉にゆっくり浸かっていっぱい汗をかく
●疲れたら栄養ドリンクを飲んで補給
●思いっきり運動して一瞬で寝付く
疲れを取るのに良いと思っていたこれらの行動、実はすべてNG!ただ、いつもの習慣をちょっと変えるだけで、どんな人でも疲れ知らずの体に変わることができます。
本書では疲労回復の専門医である著者が疲労回復の新常識を図解でわかりやすく解説!
すべてのカギは脳。脳の疲れを取るための食事法、入浴法、呼吸法など疲労回復のための新習慣が満載です。そして、疲労回復のウソ・ホントと共に「睡眠の質を上げるといっても何をすればいい?」「何を食べるのがいい?」といった悩みに具体的に答えていきます。
読むことで疲労の悩みが消え、疲れ知らずの体になることができる一冊です!
公開日:2025.02.27
