2点適時打含む3安打猛打賞を記録した立岡宗一郎
8月8日に行われたイースタン・リーグの楽天イーグルス戦に、「2番・DH」で先発出場した立岡宗一郎は、4打数3安打2打点と、3安打猛打賞を記録し、大きなアピールをした。
初回、1アウト走者なしの場面で打席に立った立岡宗一郎は、楽天イーグルス先発の塩見貴洋の7球目133キロのフォークを捉え、ピッチャー強襲の内野安打を放つと、5回ノーアウト走者なしの場面で、再び塩見貴洋の2球目123キロのスライダーをライトへ運び、マルチヒットを記録すると、6回1アウト満塁のチャンスの場面で、楽天イーグルス3番手・鈴木翔天の4球目144キロのストレートをレフトへ弾き返し、2点タイムリーヒットを放ち、3安打猛打賞を記録した。
2点タイムリーヒットを含む3安打猛打賞を記録した立岡宗一郎は、納得の表情を見せた。
今シーズン2度目の1軍昇格となった6月5日の日本ハムファイターズ戦から7月13日のヤクルトスワローズ戦まで1軍に帯同していた立岡宗一郎だが、代打や守備固めでの起用が多く、打席に立つ機会がなかなか訪れず、バットでチームに貢献することができないまま、リーグ前半戦が終了した。
しかし、オリンピックブレイク期間中、2軍7試合で3度の猛打賞を記録するなど、21打数10安打、打率.476と打撃絶好調を維持している。
この立岡宗一郎の活躍に、原監督もリーグ後半戦でのスタメン起用へ意欲を示している。
この勢いそのままに、リーグ後半戦でのスタメン起用へ向け、残り2試合となったエキシビションマッチでも立岡宗一郎には結果を残してもらいたい。
公開日:2021.08.08