プロ初スタメン出場を果たした中山礼都
5月5日にマツダスタジアムで行われた広島カープ戦に、前日に左肩肩甲骨付近に死球を受けた吉川尚輝に代わって、「8番・二塁」でプロ初スタメン出場を果たした中山礼都は、1打数ノーヒットと初ヒットはお預けとなったが、犠打を決めて役割を果たした。
3回1アウト走者なしの場面で打席に立った中山礼都は、広島カープ先発のアンダーソンの5球目139キロのチェンジアップを空振り三振に倒れるも、初球から積極的にスイング。
6回ノーアウト1塁の場面では、アンダーソンの初球ストレートを一塁線へ転がし、初球で難なく送りバントを決め、チャンスを演出した。
守備ではライト前に抜けそうなゴロを好捕してアウトを奪い、球際の強さをアピールするなど、6度の守備機会を軽快にこなした中山礼都に対し、原監督は高評価を与え、元木ヘッドは次回の起用にも前向きな言葉を残した。
坂本勇人の後継者として期待される中山礼都が実力を発揮し、坂本勇人と吉川尚輝が不在の今をチャンスに変えてもらいたい。
公開日:2022.05.06
