「守備はセンターライン」を数字が表した伝統の一戦
9月7日は平日の月曜日としては珍しく公式戦が組まれた。
巨人関連のニュースでは澤村拓一投手のトレードが大きく報道されている中、甲子園で伝統の一戦が行われた。
7日の勝利は簡潔に言えば、エラーで転がり込んできた勝利と言える。
阪神のエラー2つがどちらも得点にダイレクトに影響した。タラレバだが、それがなければ1-2で阪神が勝っていたかもしれない。
センターの送球エラーと、ショートの捕球ミス。昔から「守備はセンターラインが大事」というが、そのままの結果となった。
巨人のショートはほぼ不動で坂本勇人だが、今シーズンのエラー数は“2”。2000本安打へのバッティングばかりがクローズアップされることが多いが、改めて守備力もかなり高いことが分かる。
対して、対戦相手だった阪神のショートは最近は木浪聖也で固定だが、シーズン当初は北條史也の時も多くあった。エラー数は2人とも4つずつで合計“8”だ。
これだけが理由ではないが、ショートの守備力だけを見ても8.5というゲーム差の理由が垣間見える。
公開日:2020.09.08