SPORTS COLUMN
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コロナ禍での野球観戦。改善していくべき″密″対策とマナー【プロ野球観戦記】

Text:あもあもだいち

コロナ禍、そして雨模様での観戦

 全てが例年とは違うスポーツ観戦。プロ野球を中心に年間40試合以上を現地観戦するライターが、このコロナ禍での観戦状況をレポート。

 第3回は「雨模様の巨人VSヤクルト戦」。

 7月11日。この日は、前日が雨で中止になった巨人×ヤクルトを観戦すべく、ほっともっとスタジアム神戸へ向かった。開場してすぐの時間に到着したため、入場列が出来ていた。

 ここでも、ソーシャルディスタンスを取るために、目印として三角コーンや地面に立ち位置が書かれたものが置かれ、人との距離が詰まらないようにされていた。 さらに巨人は、チケットとは別に自分の座席位置と連絡先を記入する用紙が、発券時に出されていた。 その用紙に記入がないと、入場出来ない。列に並んでいる間、記入への促しと、ソーシャルディスタンスを確保するよう、アナウンスがなされていた。

 チケットのもぎりの前に検温。そして巨人は昨年からバーコード読み取りで入場させていたので、ホーム東京ドームではないがスタッフが手でもぎることなく、入場出来るようにされてあった。 座席は1列に3人ほどが座り、キッチリとソーシャルディスタンスが取れていた。

避けがたい″密″。そしてファンのマナーに改善点

 入場してすぐに雨が降り出す。これによって、昨日気づかなかった屋外球場の問題点に気づく。 雨が降ってくると、傘や合羽があったとしても、濡れたくないため屋根がある所に集まってしまい、″密″を作ってしまうということだ。

 事前に雨が降ると予想出来ていても、このような状態になってしまうと言う事は、急に降り出したら、なおさらだろう。少なくない人が屋根がある場所へ移動することになり、密を避けられない状況が生まれてしまう。5000人規模でこの状況なので、キャパの半分の入場を開始した時には、もっと酷いことになるのでは⁉と懸念される出来事だった(8月1日から予定されていた人数制限の緩和は7月22日、8月31日まで延期が決まった)。

 試合は30分遅れの18:30にプレーボールがかかる。その頃には雨も上がり、快適に観戦することが出来た。ビジターチーム(ヤクルト)選手の応援テーマを流すこともなく、さらに自チームの応援テーマを流すこともなかったが、巨人がチャンスの時だけにチャンステーマが流されていた。

 そして残念なことが起きる。一部のファンのマナーである。

 ・得点した時に、数人だが声を上げて歌っていたこと。
 ・自分の座席から見るようにアナウンスされるも、ヒーローインタビューが行われている場所の近くまで行くファンが、数多く見られたこと。
 ・球場からの帰りの地下鉄車両内。ロングシートにもかかわらず、向かい合いながら、かなりの大声で喋っていたこと。

 これがコロナ以前であれば、さほど気にすることではない。だが、現在の状況下ではマイナスでしかない行動のため、少し考えて欲しいと思うところである。

 試合が終わると、アナウンスで規制退場とまではいかないが、時間をずらして退場をお願いしていたのが印象であった。