ジャパンカップ(日曜・東京)
国際招待競走。芝2400m戦、GⅠ。
過去10年、1番人気は〔512〕、2番人気は〔033〕、3番人気は〔221〕。
6番人気以下〔012〕。2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。
近7年の馬券圏内すべてが、5番人気以内の馬。特に現在4年連続で、馬連は1番人気と2、3番人気の組み合わせとなっています。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、GⅠの天皇賞・秋で〔635〕。掲示板10頭に、1番人気10着馬。あとは6、7、12着馬。大敗からの巻き返しも可能なようです。
その他、秋華賞から〔121〕。1番人気1着馬3頭に、2番人気2着馬1頭。
菊花賞から〔010〕。1番人気1着馬。
ヴィクトリアマイルから〔001〕。1番人気3着馬。
海外GⅠの凱旋門賞から〔010〕。8着馬。
GⅡの京都大賞典から〔310〕。3番人気までで4着以内の馬。
アルゼンチン共和国杯から〔011〕。1、2番人気で1着の馬。
神戸新聞杯から〔011〕。1番人気で1着と4着の馬。
オールカマーから〔001〕。3番人気7着馬。
馬券圏内30頭すべて、前走はGⅠまたはGⅡから。
それが国内のレースならば、天皇賞・秋を除くと3番人気以内必須となっています。
連対20頭すべてに、芝2000m以上のGⅠ3着以内またはGⅡ勝ちがあり、GⅠ勝ち馬は14頭を数えます。
必須ではありませんが、連対にあるといいのが以下の2項目。
芝左回りでの勝ち鞍(18頭)
東京芝GⅠでの掲示板(16頭)
さらに、馬券圏内30頭すべてが、中8週以内の競馬でした。今年は9月21日以降に出走していた馬ということになります。
牝馬は〔322〕。当日5番人気までに推されていた馬。
外国馬は〔000〕。25頭が出走して、馬券圏内はありません。
年齢別では、3歳〔142〕、4歳〔534〕、5歳〔434〕。
3~5歳の3世代に限られています。
勝ち馬10頭の9頭までもが、6番枠より内の馬。例外の1頭は15番枠の馬。
これを2着で見ても8頭が8番枠より内、3着でも6頭が5番枠より内の馬。
内枠有利は頭の中に置いておきたいところです。
過去の好走馬が繰り返しの好走を見せるのも特徴のひとつ。具体的に挙げていきましょう。
16年勝ったキタサンブラック、翌17年3着。
16年3着シュヴァルグラン、翌17年優勝。
18年勝ったアーモンドアイ、20年も優勝。
18年3着スワーヴリチャード、翌19年優勝。
20年2着コントレイル、翌21年優勝。
21年3着シャフリヤール、翌22年2着。
今年は昨年3着のスターズオンアースが出走予定。要注目です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
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『改訂新版 自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
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公開日:2024.11.21