ジャパンカップも視界良好!? ③ドウデュースに追い風となる5つのデータとは!?
「世界に通用する強い馬づくり」という目標から始まった「ジャパンカップ」も今年で44回目を迎える。
今年は海外から3頭のトップホースが参戦。それを迎え撃つ日本勢は、前走の天皇賞を圧勝したドウデュースを筆頭に11頭が出走を予定している。
果たして、久々に海外勢が勝つのか? それとも日本勢が返り打ちにするのか?
そこで、過去10年のデータから勝ち馬候補をあぶりだしていく!!
●馬齢
馬齢でトップの成績を残しているのは4歳馬で5勝を挙げ、次に5歳馬の4勝が続いている。残りは3歳馬が1勝を挙げている。6歳馬以降のベテラン馬はというと未勝利なのだが、さらに付け加えるとのべ52頭が走って3着内すら0と好走すらない状況である。
そのため6歳馬以降の馬は消しとしていいだろう。
●前走距離
前走2000mを走った馬が7勝と絶対的な強さを誇っている。そして、残りは2400mの3勝とこの2つの距離を走った馬しか勝てていないのである。
勝ち馬だけなら、2000mと2400mを走った馬に絞っていいだろう。
●前走クラス別
ジャパンカップを勝つには、やはり格が必要で前走GⅠを走った馬が7勝。GⅡを走った馬が3勝とGⅡ以上を走った馬しか勝っていない。
そのためGⅢ以下を走った馬は問答無用で切っていいだろう。
●前走着順
前走を勝った馬がジャパンカップを5勝とかなりいい数字を残している。残りは2着以下の掲示板内が3勝。掲示板外で一桁だった馬が2勝と続いている。
この結果から、勝っている馬に越したことはないが、一桁台なら十分巻き返しも可能と思っていいだろう。
●枠番・馬番
枠では1枠から5勝。2枠、3枠からそれぞれ2勝。残りは7枠の1勝と内枠が絶対的に有利な数字が出てきた。
そして、これをさらに細かく馬番で見てみると、過去10年3着内すら入れていない「死の馬番」が無数にある事が分かった。その悲しき馬番に入ってしまったのは、⑨チェルヴィニア、⑩ドゥレッツァ、⑬ファンタスティックムーン、⑭スターズオンアースの4頭である。
この4頭には、残念ながらチャンスは少ないと見ていいだろう。
以上の5項目をおさらいすると、
・3歳~5歳馬の間
・前走2000m or 2400mを走った馬
・前走GⅡ以上を走った馬
・前走着順が一桁台だった馬
・1枠~3枠と7枠に入った馬
この5つの項目を全てクリアした馬は、③ドウデュース、④ジャスティンパレス、⑫ソールオリエンスの3頭である。
果たしてデータ通りに上記3頭の中から勝ち馬が誕生するのか!?
発走は11月24日の東京競馬場12レース、15時40分予定。
公開日:2024.11.22