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JBC前哨戦「南部杯」で死の馬番に入ってしまった人気馬とは!?

Text:あもあもだいち

④カフェファラオや⑨アルクトスでもない過去10年のデータから浮かび上がってきた勝ち馬候補とは!?

10月10日、JRAでは「京都大賞典GⅡ」が行われるが、地方の盛岡ではJpnⅠ「南部杯」が開催される。

JBCの前哨戦ではあるが、格付けがJpnⅠということもあり、毎年有力馬が集まるレースとなっている。特に今年はJBCが同じ盛岡で開催されるため有力馬が集まった!

そこで過去10年のデータから、ここを勝ってJBCへ視界良好で向かうことの出来る馬を炙り出していく!!

 

1、前走クラス別

前走でGⅢを走った馬が5勝、次いでJpnⅠクラスを走った馬が4勝、最後にJpnⅡクラスの1勝となっている。

そのため、JpnⅢ以下や地方馬限定レースからの出走馬は見送るべし!!

 

2,牡馬vs牝馬

過去10年で牝馬の勝ちはなく、牝馬の勝利は2000年のゴールドティアラまで遡らなくてはならない。また歴代でも2頭しかおらず、牝馬にとっては厳しいデータとなった。

 

3,馬齢別

馬齢では3歳から8歳まで勝ち馬が出ているが、その中でも5歳が3勝とトップの成績。

次いで6歳と7歳が2勝を挙げている。したがって5歳から7歳までの馬が有利と見る。

 

4,前走着順

前走で1着だった馬が6勝と結果を残している。

次いで2着が2勝、4着と6着以下が1勝を挙げている。

以上から前走で2着以内に入っていなければ勝つ確率が格段に下がることが分かるデータである。

 

5,枠番・馬番

枠番では、6枠と7枠がトップの4勝を挙げている。

その逆で3,4,5枠の中枠と1枠が未勝利となっている。

そのため内、中枠より外枠が有利なことが分かる。

しかし、これを馬番で見てみると②と⑮が連対すらない死の馬番として浮かび上がってきた!!

今年の該当馬は②ミスティネイル、⑮シャマルだ! 特に⑮シャマルは、交流重賞2連勝と恐らく人気馬にもなる馬だが、かなりの向かい風が吹いている状況となった。

 

以上のデータから勝ち馬候補として推奨したい馬は、前走でJpnⅡ・GⅢ以上を走り、牡馬の5歳~7歳馬で、前走で連対を果たし、かつ死の馬番に入っていない馬。

このデータに、最も合致している馬はズバリ、牡馬の7歳馬で前走JpnⅠのかしわ記念を2着、死の馬番には入らなかった①ソリストサンダー1頭のみとなった!!

 

果たしてデータの追い風を受けてソリストダンサーはGⅠ級馬となれるのか!?

発走は10月10日の盛岡競馬場12レース、18:15発走予定。

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