南関3歳限定重賞「戸塚記念」の勝ち馬を過去10年データから導き出す!!
9月15日に秋の南関チャンピオンを決める「戸塚記念」が川崎競馬場で開催される。
この競走に勝つと10月に盛岡競馬場で行われる、3歳最強馬決定戦の「ダービーグランプリ」に出走権利を得る3歳馬の重要な一戦となっている。
その重要な1戦は過去10年で7回も3連単で万馬券が飛び出している難関レースとなっている。
そこで、過去10年のデータから勝ち馬を炙り出していく!!
1,牡馬vs牝馬
牡馬が8勝、牝馬が2勝と数字の上では牡馬の勝利数が多いが、勝率では牡馬が7.4%、牝馬が8.0%と牝馬が若干数字はいいが差はないであろう。
ちなみに牝馬は過去5頭が馬券圏内に絡んでいるが、その5頭全てが5番人気以内の上位人気に押されており、人気の牝馬が出走してきた時には注意が必要である。
2,所属別
最多は船橋所属の4勝で、次いで浦和の3勝、大井の2勝となっている。
地元川崎勢は1勝と振るわない。
また勝率では浦和が唯一の二桁勝率15.8%と結果を残している。
3,前走出走レース
前走で黒潮盃を走ってきた馬が4勝、JDD組と重賞ではない南関の1600mを走ってきた馬が2勝をそれぞれ挙げている。
4,枠番・馬番
枠では5枠が4勝と少し抜けており、次いで7枠が2勝となっている。
その逆で勝ち馬が出ていない枠は6枠と8枠となっている。
これを細かく馬番で見てみると⑧番が4勝と断トツの成績を残している。
これとは真逆に、3着内に一度も入ったことのない死の馬番が存在する。
その死の馬番は⑥⑫。つまり今年で言うと⑥番スピーディキックと⑫番デルマアズラエルの2頭が不幸にも死の馬番に入ってしまった。
特に⑥スピーディキックは関東オークスで結果を残し、牝馬ながら上位人気になりそうだったので、この逆境を乗り越えられるのか気になるところである。
以上から、勝ち馬候補の条件として船橋か浦和所属で、前走で黒潮盃を走り、死の馬番に入らなかった馬が勝ち馬候補として浮かび上がってきた!
その条件に合致する馬とは、大穴②マイブレイブ1頭のみだ!!
果たしてデータ通りの結果となるのか? はたまたデータを打破する強い馬が現れるのか?
発走は9月15日の川崎競馬場11レース、20:10予定。
公開日:2022.09.14