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ゴールデングラブ賞を8度獲得したレジェンド!西武黄金時代を支えた辻発彦の年俸は今ならいくら?

昭和、平成のスーパースターが21世紀にプレーしていたら?球界のレジェンド今なら年俸はいくら?

かつてのスター選手が、“もしも”現代のプロ野球界でプレーしていたら……という“if企画”。今回は少し趣向を凝らして、現役の監督の“妄想年俸”を算出してみた!

ゴールデングラブ賞を8度獲得したレジェンド

西武黄金時代を支えたいぶし銀“守備の名手”:辻発彦
【妄想生涯年俸】
24億2400万円
(年平均1億5150万円)

現役時代は西武、ヤクルトでプレーし、現在は西武で監督を務める辻発彦。選手としても指導者としてもチームを優勝へと導く“現代の優勝請負人”だが、もし辻発彦が現代野球界でプレーしていたら、その年俸はいったいいくらになるのだろう。

辻発彦は1983年ドラフト2位で日本通運浦和から西武にドラフト指名されているが、当時は上位指名に驚きの声があがるほど全国的には“無名”の存在だった。いわゆる“素質を評価された”形での指名だったわけだが、現在の相場でいうと1年目の年俸は1200万円あたりが相場になってくる。

辻発彦はプロ入り当時、すでに25歳。いわゆるオールドルーキーだったが、1年目からおもに三塁手として41試合に出場。打率こそ平凡な数字に終わったが、オフの二塁手挑戦が転機となる。広岡達朗監督からの直々の指導もあり、2年目には110試合に出場。さらに3年目、森祗晶が新監督に就任すると完全にレギュラーに定着。石毛宏典、秋山幸二、この年入団してきた清原和博らとともにリーグ連覇に貢献している。

辻発彦のプレースタイルは、いわゆる“守備の人”。長打力はないが守備力と走力に優れており、現在で言えばポジションは違うが源田壮亮(西武)あたりが同タイプと言える。そのため、妄想年俸も源田のプロ入り後の年俸推移を参考に算出させてもらった。現代野球では、源田や今宮健太(ソフトバンク)のように“守備”で1億円プレイヤーになれる時代。辻の市場価値も、当然高くなる。

加えて、チームが強かったことも大きなプラス査定だ。辻発彦が完全にレギュラーに定着した1986年は、まさに西武黄金期の真っただ中。当然、その結果は年俸にも反映される。辻発彦は西武在籍12年間でベストナインを5度、ゴールデングラブ賞を8度獲得し、1993年には首位打者も獲得。

ゴールデングラブ賞の獲得回数は二塁手としては菊池涼介(広島)に次ぐ歴代2位(当時1位)。菊池の今季年俸は3億円(4年契約の2年目)なので、辻発彦も全盛期と言える1990年代前半は同等の契約を結ぶと妄想してみた。

しかし、リーグを代表する二塁手だった辻発彦にも“転機”はやってくる。30代後半にさしかかり、成績が徐々に下降。1995年には打率・238に終わり、まさかの戦力外通告を受けたのだ。高年俸のベテラン選手が成績低迷を理由に構想外となるのは、現代野球界でもよくある話。

辻発彦は結局、西武からのコーチ就任要請を断ってヤクルトに入団するが、史実でも妄想でも、当然ながら年俸はガクンと落ちる。本誌が算出したヤクルト移籍1年目の年俸額は1億円だが、この数字は正直、かなり甘めの査定。近年の傾向を見ると、もう少し低くてもいいかもしれない。とはいえ移籍してすぐ、打率・333を記録するなど、ヤクルトでの4年間でもキッチリと仕事をこなしたのは“さすが”の一言。

現役16年間で本誌が算出した妄想年俸総額は24億円超。やや“渋め”だが、それも“らしさ”と言っていいかもしれない。

辻発彦 年度別成績&年俸

【西武ライオンズ】
1984年 41試合 91打数 13得点 19安打 3本塁打 10打点 2盗塁 6犠打 9四球 13三振 打率.209 出塁率.294 長打率.363 OPS.657 (妄想年俸)1200万円

1985年 110試合 251打数 45得点 69安打 5本塁打 35打点 27盗塁 15犠打 29四球 26三振 打率.275 出塁率.366 長打率.410 OPS.776 (妄想年俸)1200万円

1986年 130試合 425打数 65得点 126安打 7本塁打 57打点 35盗塁 23犠打 36四球 63三振 打率.296 出塁率.359 長打率.414 OPS.773 (妄想年俸)3000万円

1987年 51試合 125打数 9得点 25安打 2本塁打 9打点 10盗塁 4犠打 5四球 21三振 打率.200 出塁率.242 長打率.304 OPS.546 (妄想年俸)8000万円

1988年 130試合 419打数 45得点 110安打 3本塁打 39打点 13盗塁 9犠打 28四球 51三振 打率.263 出塁率.313 長打率.334 OPS.647 (妄想年俸)7000万円

1989年 130試合 437打数 58得点 133安打 3本塁打 52打点 33盗塁 9犠打 33四球 33三振 打率.304 出塁率.358 長打率.375 OPS733 (妄想年俸)9000万円

1990年 130試合 421打数 59得点 112安打 3本塁打 39打点 31盗塁 22犠打 45四球 38三振 打率.266 出塁率.347 長打率.337 OPS.684 (妄想年俸)1億8000万円

1991年 129試合 498打数 61得点 135安打 8本塁打 43打点 16盗塁 20犠打 44四球 48三振 打率.271 出塁率.338 長打率.382 OPS.719 (妄想年俸)2億円

1992年 123試合 474打数 66得点 135安打 6本塁打 48打点 23盗塁 11犠打 59四球 38三振 打率.285 出塁率.373 長打率.388 OPS.761 (妄想年俸)3億円

1993年 110試合 429打数 68得点 137安打 3本塁打 31打点 14盗塁 10犠打 51四球 37三振 打率.319 出塁率.395 長打率.424 OPS.819 (妄想年俸)3億円

1994年 105試合 412打数 63得点 121安打 4本塁打 45打点 9盗塁 2犠打 35四球 51三振 打率.294 出塁率.351 長打率.379 OPS.730 (妄想年俸)3億円

1995年 107試合 307打数 31得点 73安打 2本塁打 20打点 7盗塁 13犠打 45四球 30三振 打率.238 出塁率.342 長打率.296 OPS.638 (妄想年俸)3億円

【ヤクルトスワローズ】

1996年 103試合 400打数 59得点 133安打 2本塁打 41打点 9盗塁 1犠打 48四球 46三振 打率.333 出塁率.409 長打率.380 OPS.789 (妄想年俸)1億円

1997年 85試合 279打数 33得点 73安打 2本塁打 18打点 6盗塁 6犠打 17四球 37三振 打率.262 出塁率.315 長打率.326 OPS.641 (妄想年俸)2億円

1998年 61試合 168打数 20得点 51安打 3本塁打 18打点 6盗塁 0犠打 8四球 17三振 打率.304 出塁率.346 長打率.387 OPS.733 (妄想年俸)1億5000万円

1999年 17試合 51打数 4得点 10安打 0本塁打 5打点 1盗塁 1犠打 6四球 7三振 打率.196 出塁率.281 長打率.196 OPS.477 (妄想年俸)1億円

通算 1562試合 5187打数 699得点 1462安打 56本塁打 510打点 242盗塁 152犠打 498四球 556三振 打率.282 出塁率.352 長打率.370 OPS.721 (妄想年俸)24億2400万円

出典:『がっつり! プロ野球(31)』

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