SPORTS COLUMN
- スポーツの話題を毎日更新 -

30歳で規定打席到達&打率3割達成!雄平

Text:安東渉

何歳になっても野球は上手くなれる!?遅咲き選手列伝

日本球界に襲来した最強野球王国の怪物たち

誰もがすぐに才能を開花させる訳じゃない! 歳を重ねてから活躍した“燻し銀”の遅咲き選手をプレイバック!!

登録名を変更し野手転向!打撃開眼でチームに貢献

雄平(ヤクルト)
●ココが遅咲き!
30歳で規定打席到達&3割!

ヤクルトの雄平も、阪神・糸井と同じく投手から野手へと転向し、レギュラーの座を掴んだ遅咲き選手の1人。高井雄平として、名門・東北高校からドラフト1位でヤクルトに入団。投手としての活躍を大いに期待されてスタートしたプロ生活であったが、プロ入り直後から1軍登板の機会を与えられていたものの、プロの舞台での繊細な制球を身につけることができず。投球フォームを変えるなどの努力も実らず、長い2軍生活を送ることに。しかし、雄平の高い打撃能力を見抜いていた首脳は、投手から野手への転向を提案。するとその才能が見事に開花し、名打者へと成長することに。そんな経緯があり、雄平が本格的に活躍しはじめたのは30歳となった2014年。この年、初めて規定打席に到達し、打率も3割を記録。これを境に、翌年にはチームの14年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献。現在でも、中心選手としてその打撃力を奮っている。

『がっつり!プロ野球27号』10月6日発売!!

芝山ゴルフ倶楽部 視察プレーのご案内