SPORTS COLUMN
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記録より記憶に残る荒くれ者は乱闘になると暴れ回る特攻隊長!トニー・バナザード

Text:橋本雅生

助っ人外国人列伝/中米小国編

今号の助っ人外国人列伝は、中米小国編としてパナマ、プエルトリコ、オランダ領キュラソー島、アメリカ領ヴァージン諸島の助っ人たちをまとめて振り返る!

メジャー仕込みの巧打と気性の荒さは一級品!

トニー・バナザード
NPB通算3年:(1988~1990)
308試合 打率.289 67本塁打 193打点

ダメ助っ人が続いて低調な打線が続いたホークスが南海として最後の年にやって来たトニー・バナザード。小柄なプエルトリカンは多くのメジャー球団で1000試合以上出場し、俊足巧打で長打力も優れたスイッチヒッター。

日本野球にもすぐ馴染んで3割弱の打率に2ケタ本塁打を3年連続記録し、さすがはメジャーリーガーとファンをうならせた。だが、インパクトが強いのは、記録より乱闘の記憶だろう。

普段は陽気なバナザードだが、試合になると闘志を全面に出して相手投手を挑発することが日常茶飯事。時には審判の判定に激高することもあり、1988年は2カ月間に3度の退場処分を受けている。気性の荒さは引退後も相変わらずだったようで、メッツのGM補佐時代に選手への暴力行為や中傷が問題となって解雇されている。

出典:『がっつり! プロ野球(28)』

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