平成プロ野球スーパールーキー列伝
平成に入ってから31年、これまでプロ野球では数多のスーパールーキーたちが鮮烈なデビューを飾ってきた。時代の節目となる2020シーズンに向け、そんなスーパールーキーたちをプレイバック!根尾昂、藤原恭大、吉田輝星は彼らに続けるか!?
世代最強の右腕は1年目から才能を開花!田中将大
今ではメジャーリーグの名門・ヤンキースの中心投手として活躍する田中将大も、平成を代表するスーパールーキーとしてデビューイヤーからその才能を開花させた選手の1人。南北海道・駒大苫小牧高では、2年時にエースとして甲子園優勝。主将となった3年時には、ライバルの斎藤佑樹を擁する早稲田実業に決勝で破れたものの、力投をみせ準優勝に貢献した田中将大は、ドラフトで4球団強豪の末に楽天へと進み、平成19年の2007年にプロデビューを果たす。
プロ初登板では勝敗つかずだったが、徐々にプロ野球にも順応していき、7月にはシーズン100奪三振を記録。結局、11勝7敗196奪三振という記録でシーズンを終え、見事に新人王を獲得した。その後、翌年には北京五輪代表。その翌年にはWBC代表初選出と、国際大会の経験も積み、キャリアハイとなった2013年には、24勝無敗という驚異的な記録を打ち立てチームを日本一へと導くこととなる。現在、世界最高峰で戦う田中将大は、やっぱりルーキーから凄かったのだ。
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公開日:2020.04.01