6試合連続安打で打率3割到達の近本光司
8月19日に東京ドームで行われたDeNAベイスターズ戦に、「1番・中堅」で先発出場した近本光司は、4打数2安打1盗塁と6試合連続安打で打率3割に到達し、走ってはリーブトップタイの18盗塁を記録し、存在感を放った。
4回、先頭打者で打席に立った近本光司は、DeNAベイスターズ先発の坂本裕哉の初球137キロのストレートを絶妙なセーフティバントで三塁線へ転がし、内野安打で出塁すると、糸原健斗の打席で盗塁を成功させ、リーブトップタイの18盗塁を記録すると、6回、先頭打者で打席に立つと、再び坂本裕哉の6球目142キロのストレートをセンターへ弾き返すツーベースヒットを放った。
6試合連続安打で打率3割到達し、中野拓夢、ヤクルトスワローズ塩見泰隆に並ぶリーブトップタイの18盗塁を記録した近本光司は、納得の表情を見せた。
リーグ後半戦がスタートしてから6試合連続安打を記録する近本光司は、その内4試合でマルチヒットを記録し、ここ6試合で24打数10安打4打点1HR1盗塁、打率.417と打撃絶好調で、シーズン打率も3割に到達した。
矢野監督も常々口にする阪神タイガースの攻撃の要である近本光司のバッティングの状態が上向いてきた今こそ連勝を重ね、巨人との差を一気につけたいところ。
先頭打者で出塁した近本光司をどれだけ阪神タイガースの主軸がホームに還せるかが、阪神タイガースの大型連勝を掴むポイントとなりそうだ。
公開日:2021.08.20