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プロ初ヒットが“プロ1号”!公式戦初スタメンで即戦力外野手の実力の片鱗を見せた豊田寛

プロ初ヒットが“プロ1号”HRとなった豊田寛

3月30日に鳴尾浜球場で行われたウエスタンリーグのソフトバンクホークス戦に、「7番・中堅」で公式戦に初先発した豊田寛は、3打数2安打1HR1打点と、公式戦初スタメンでプロ初ヒットを“プロ1号”ホームランとし、1軍昇格へアピールした。

3回、先頭打者で打席に立った豊田寛は、ソフトバンクホークス先発の大竹耕太郎の4球目136キロのストレートを振り抜き、快音響かせ、打球はレフト防球ネットに突き刺さるプロ第1号ホームランとなった。さらに、5回1アウト走者なしの場面で、再び大竹耕太郎の5球目138キロのストレートをレフトへのツーベースヒットとし、公式戦初スタメンでマルチヒットを記録した。

豊田寛は、2月のキャンプ終盤から右肩のコンディション不良と新型コロナウイルスの陽性判定の影響で出遅れていたが、29日のソフトバンクホークス戦の8回に代打で出場し、公式戦初出場を果たしたばかりだった。

復帰2試合目で公式戦初スタメンを勝ち取り、ソフトバンクホークスの1軍クラスの大竹耕太郎から“プロ1号”ホームラン含むマルチヒットを記録した豊田寛に対し、平田監督は攻守にわたっての活躍を絶賛した。

開幕5連敗スタートとなった阪神タイガースの起爆剤として、公式戦初スタメンで即戦力外野手の実力の片鱗を見せつけた豊田寛を矢野監督が早々と1軍に呼び寄せるのか注目だ。

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