井上広大が今季19度目のマルチヒットでここ3戦打率.417
9月7日、由宇球場で行われたウエスタン・リーグの広島カープ戦に、「4番・右翼」で先発出場した井上広大は、4打数2安打。今シーズン19度目のマルチヒットを記録し、ここ3戦打率.417と打撃好調で、1軍再昇格へアピールした。
6回、先頭打者で打席に立った井上広大は、広島カープ3番手・行木俊の初球スライダーをレフトへ運び、出塁。しかし、続く渡辺諒がダブルプレー、北條史也もサードライナーに倒れ、得点は奪えなかった。
さらに8回、2アウト1塁の場面で打席に立つと、井上広大は広島カープ5番手・坂田怜の2球目ナックルをセンターへ弾き返し、今シーズン19度目のマルチヒットを記録した。
井上広大は、5月19日に1軍再昇格の森下翔太に代わり、小野寺暖と共に2軍降格となっていた。
2軍でしっかりと自分の打撃を磨き、8月16日の中日ドラゴンズ戦で、6月17日の広島カープ戦以来となる33試合ぶりの一発を放ち、23日のオリックスバファローズ戦から3試合連続安打を記録。27日のソフトバンクホークス戦では2打席連続でツーベースヒットを放ち、8月30日の中日ドラゴンズ戦でもマルチヒットを記録。
前日の6日の行われた広島カープ戦でもマルチヒットを放ち、2試合連続マルチヒットを記録。ここ3戦打率.417と打撃好調で1軍再昇格へアピールを続けている。
井上広大には1軍復帰を果たし、M12と勢いづく阪神タイガース打線で大山悠輔と共に躍動する森下翔太に負けじと結果を残し、阪神タイガース打線の要に成長してもらいたい。
公開日:2023.09.08