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阪神はいよいよ野手世代交代が本格化!令和の猛虎打線が火を噴く予感

阪神2020年成績【セ・リーグ2位】

60勝53敗7分 勝率.531
得点494④ 失点460② 本塁打110④
盗塁80① 打率.246⑤ 防御率3.35②

令和の猛虎打線が火を噴く予感

近年は福留孝介、糸井嘉男に頼りきりだった阪神打線だが、1番・近本光司、4番・大山悠輔が軌道に乗り、光が見えてきた。昨季はボーアが冴えず、マルテが左ふくらはぎの怪我で二軍暮らしが続く中、3枚目のサンズがチームトップの出塁率・363を記録。

糸井嘉男も故障がちで長打が出ない中、打線に厚みをもたらした。今季はさらにロハス・ジュニアとドラ1スラッガー・佐藤輝明も加わる。広い甲子園でも簡単に本塁打が飛び出る「猛虎打線2021」の形成も夢ではないだろう。

常勝投手王国形成へ

先発陣は西勇輝、青柳晃洋、秋山拓巳の3人が100投球回超。左肩のコンディション不良で出遅れた髙橋遥人も後半戦に快投を見せ、藤浪晋太郎も復調の兆しを見せた。そこに実績豊富なチェン・ウェインを加え、韓国球界からアルカンタラも獲得。ガンケルも昨季終盤は先発で上々の結果を残しており、12球団トップの充実度といえるだろう。

リリーフ陣はスアレスが守護神に定着。岩崎優が41試合で防御率1.82、馬場皐輔が32試合で防御率2.08、先発から転向した岩貞祐太もリリーフでは30試合を投げて、5勝1敗8ホールド、防御率3.30と勝利をたぐり寄せる存在になった。エドワーズも23試合で防御率2.38と好調。

ただ、外国人枠の都合でエドワーズとガンケルをフルで使えるかは微妙なライン。5〜6回をつなぐ活きのいい若手が出てきてほしいところだ。

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