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【新戦力査定/評価:A+】佐藤輝明/中野拓夢/伊藤将司が大活躍!ロハス&アルカンタラは今年に期待

12球団完全データファイル2021

両リーグ、前年最下位チームが優勝を果たしという前代未聞のシーズンとなった2021年。12球団の詳細なデータをもとに、今季の戦いぶり&来季に向けた課題、期待値を完全掲載!

【新戦力査定/評価:A+】ルーキーたちが大活躍!中野拓夢が盗塁王を獲得

ルーキーたちが輝きを放ったのは、今後の好材料だ。なんといってもまずは期待の超新星になったドラ1・佐藤輝明。後半戦に59打席連続無安打の大スランプに陥ったものの、チームトップの24本塁打をかっ飛ばしたのも事実。虎党からの期待も大きく、スランプ時も甲子園ではチーム1〜2を争う声援を受けた。

 ドラ2・伊藤将司も10勝7敗、防御率2・44。特に終盤戦はエース級の活躍を見せた。打線が援護できれば、15勝も夢ではない。ドラ6・中野拓夢も思わぬ掘り出し物だった。コンパクトな打撃に加えて、機動力もあり、盗塁で盗塁王を獲得。守備も安定感を増しており、「2番・遊撃」にピタリと収まった。

打線では韓国で二冠王を獲得したロハス・ジュニアが目玉だったが、試合で打率・217、8本塁打でフィニッシュ。10月は打率・294をマークしたが、意外と打球は上がらず、破壊力はイマイチだった。同じく韓国リーグ最多勝のアルカンタラも先発では平凡な成績で後半戦からリリーフに転向。やや調子を上げ、手薄な右のリリーフとして貴重な戦力になった。2年契約2年目の来季は「7回の男」に定着してほしい。


【セリーグ2位】阪神タイガース

【2021シーズン成績】
77勝56敗10分
勝率 .579
得 点 541 ⑤
失 点 508 ②
本塁打 121 ⑤
盗 塁 114 ①
打 率 .247 ④
防御率 3.30 ②


チームトップの本塁打数は佐藤輝明の24本。マルテが22本、大山悠輔が21本と続く。阪神の30本塁打超えは2010年のブラゼル(47本)までさかのぼる。3人ともに30本塁打を放つポテンシャルはあるはず。3人が通年で中軸を張ることが優勝への条件だ。


出典:『がっつり! プロ野球(30)』

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