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正しく歩けば不調が消える!

脚には筋肉の70%が存在

寿命は世界最高まで伸びているが、健康寿命との乖離が大きい日本。そこで健康寿命を伸ばすために重要なのが歩き方の改善です。脚には全身の筋肉の70%が存在しています。自分にとって負担が少なく楽な歩き方=正しい歩き方を習得することが大切なのです。

歩き方の改善において重要なのが足首。足首は、家で言えば土台の部分にあたります。足首が不安定だと、様々な不具合が色々なところに出てきてしまいます。家なら、壁のひび割れなどが起こるようにです。

足に課された役割は、体重を支えることと歩きをスムーズにすること、さらにふくらはぎの筋肉がポンプ代わりになって血液を下半身から心臓へ戻してやることです。

このリンパ管、リンパ液、リンパ節を合わせリンパと総称しているのです。

そのために大事なのが、足首の関節が理想の位置=ニュートラルポジションになるようにすることです。ニュートラルというのは、足首が内側、外側に大きく倒れすぎないこと。年齢とともに土踏まずのアーチを形成する靱帯が弛みやすくなり、体重がかかると土踏まずのアーチを維持しづらくなります。こうなるとニュートラルポジションも維持できなくなり、歩行時に体重がかかるたびに足首がねじれるのです。このねじれがすねの骨や太ももの骨を通して骨盤や背骨に伝わりゆがみが起こります。足首がニュートラルな状態にあるようにすることが大事です。

関節の運動による足首の動き方

体を動かす出発点は…

誤った歩き方を正し、正しい歩き方をすること、これを脳からの指令で神経を通って筋肉につながりその通りに動けるようにするため、脳と神経と筋肉が連動する回路を作ることが大切です。意識的に行うところから無意識にできるよう習慣化させることで身につくのです。

正しい歩き方をすることで、血のめぐりを良くして肩こり、腰痛、膝痛、首こりを改善したり、ダイエット効果や美脚にさせたり、お腹のハリから解放されて便秘を改善したり、代謝を良くして内臓を元気にしたり、自律神経のバランスを整えて精神的に安定させたり、脳を活性化させて認知症を予防したり、免疫力をアップさせてがんを予防したりと、様々な効果が期待されます。

そのために、筋肉に頼らない疲れない歩き方、膝痛や腰痛などの痛みに左右されない歩き方、歩くスピードが速くなる歩き方をぜひ習得してください。

体を動かす出発点は足首です。間違った使い方をすれば痛みや婦長の引き金になる場所です。逆に正しく使えれば、体が変わる、不調が治る、痛みが治まる場所なのです。基本となる場所を正しく使い、正しい歩き方を身につけましょう。

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