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スポンサーシップ戦略は買った権利の購入額と同等のマーケティング予算が必要!

投資をどう回収し、さらにはマネタイズを考えなければいけない

「このように、業務は多岐に渡っています。立ち上がった1年前に2名でスタートした事業部ですが、今は人材の獲得に急速に力を入れています。他の業界でスポーツを専門にしていたメンバーも加わりました。それこそメディアビジネスやマーチャンダイジングビジネスもスポンサーシップも、それぞれの専門家に入ってもらうことによってビジネスが大きくダイナミックなものになっています。スポーツ関連に特化した専門家、そして国籍を問わず、多様性豊かな人材が集まっています。

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今では、FCバルセロナ、NBA、ゴールデンステート・ウォリアーズ、アンドレス イニエスタに加え、スパルタンレースというアメリカ発のユニークなレース競技や、テニスのデビスカップでも楽天はグローバルパートナーを務めています。様々なスポーツコンテンツと戦略的に提携すること、そのシナジーによって楽天のブランドや事業内容を全世界に広め、ビジネス拡大を推進していくフェーズにいます。

同時に、投資したものをどう回収するか、または上回る利潤をどう生み出すかいかに安定したスポーツビジネスの基盤を築けるか、という企業としての課題があります。

国際的なスポーツ大会のスポンサーシップにおいて、その権利を戦略的に履行し、うまく活用するケースを模索できない企業様も多いと聞きます。

日本ではまだスポーツのスポンサーシップにおいて企業側に浸透していないと思いますが、「買った権利の購入額と同等のマーケティング予算を必要とする」というロジックがあります。例えば、3億円分のクラブ、アスリート、大会などの権利を獲得したら、それをフル活用するために同等予算を別で持つのです。

ただ、楽天に関してはその辺りのバランスを見ながらマーケティング部門とマネタイズ部門が密接に連携しながら日々動いているので、そういう意味ではグローバルマーケットに対して戦略的にアプローチすることができています。

楽天は“楽天エコシステム(経済圏)”という、1つのIDによってあらゆる楽天グループのサービスと有機的に繋がるというビジネスモデルを組んでいます。その経済圏への最初の入り口として、また楽天サービスのファンであり続けていただめにも、スポーツは最強のコンテンツのひとつだと捉えています。」

【インタビュー】楽天株式会社
グローバル スポンサーシップ オフィス ヴァイス オフィスマネジャー 堀弘人

【取材元】スポジョバ〜スポーツ業界に特化した求人メディアサイト〜
取材・構成=久下真以子
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