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GLOBAL WORK等を手がけるアダストリアが考えるネーミングライツの適正価格とは!?

完成時は「子どもが生まれた気分」。新アリーナに込められた細かな工夫とは

ー今年の4月には、茨城ロボッツのホームアリーナである体育館の命名権を獲得し、「アダストリアみとアリーナ」と名付けられました。

ネーミングライツにはいろんな形があります。アリーナだけでなく、野球場だったり、スタジアムだったり。まずはそれらの適正な価格を調べるところから始まります。他の野球場だったら、いくらで価格提示して落としているのかということです。その次は、我々の会社の名前を露出するとどれくらいの価値があるのかというのを調べ、それらを踏まえ金額の提示をさせていただきました。

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ーそのゴーサインを出す基準ってどこにあるのでしょうか?

もちろん水戸市に貢献をしたいというのが一番ですけど、マーケティング的な立場でいうと、「金額と露出のバランス」です。適正か適正じゃないかというのは皆さんの判断だと思いますが、我々としては適正であるという認識で進めたので、間違いではなかったと信じています。実際、明らかに露出が増えましたし、アダストリアという名前が多く取り上げられたという意味では成功だったと感じています。

ーアリーナが生まれ変わると決まれば、工事も始まりますよね。山田さんはどんな風に関わっていたのでしょうか。

6ヶ月以上の期間がありましたけど、何度も出入りしました。その中で、体育館全体を見て「どこにロゴを掲げるとより目を引くか」というのは非常に考えましたね。実際に座席に座りながら、ロゴの見え方まで確認して。位置だけでなく大きさについても、お客様の目線を意識しながら、デザインチームと話を進めていきました。

ー完成した時は、最高の気分だったでしょうね。

なんだか子どもが生まれたような気分でした。出入りしているときはそこまで思わなかったんですけど、出来上がって最初の試合を観に行って、自分の会社の名前を見たときは「ああ、すごく嬉しいな」って感慨深かったです。嬉しさとホッとした気持ちでした。

【インタビュー】 株式会社アダストリア 山田一成

◆経歴◆
1969年、富山県高岡市出身。1992年に日本ノルディカ株式会社に入社し、セールス・マーケティングを担当。1997年にナイキジャパンに入社。セールスオペレーションやマーケティング、バスケットボールのカテゴリービジネスマネージャーを務めた。2017年、現在の株式会社アダストリアに入社。ラグビーが大好き。

【取材元】スポジョバ〜スポーツ業界に特化した求人メディアサイト〜
取材・構成=久下真以子
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