数あるウェルネス系ベンチャー企業の中で今、大注目なのが「株式会社TENTIAL」。設立2年ながら、世界的経済誌の日本版「Forbes JAPAN」のプロジェクトに選出されるなど、存在感を光らせています。
事業内容はスポーツメディア「SPOSHIRU」の運営と、D2C(メーカーが直接消費者に販売する形態)による独自のブランド「TENTIAL」の展開。今回は、若き事業部長・石川朝貴さん(24歳)にインタビューしました。会社が成長しているヒミツと仕事への原動力、求める人物像とは?そこには、社員たちに共通する熱い思いがありました。自分の好きなスポーツに関われて、プロ選手と一緒に仕事が出来る・・・そんなイメージは出来ても、実際、具体的にはどんな業務を行っているのでしょうか。
「ユーザーの役に立てるかどうか」が採用基準。十人十色のスキルを生かせる会社
ーーTENTIALでは、インターンや社員を募集しています。
石川:「チャレンジ精神がある」というのは大前提ですよね。あとは文化を大事にする会社なので、考え方にフィットするかどうか。同じ方向を向いて一緒のものを作り上げられるかどうかを面接を通してお話したいです。「こういうことをやってみたい」という希望も大歓迎で、投げ出さずに最後までやり切ってくれる方を待っています。
ーートップレベルでスポーツをやっていなくても大丈夫でしょうか…?
石川:大丈夫です(笑)。学生の部活で少しやっていたというメンバーもいるので、スポーツへの想いがあれば活躍できる会社ですよ。
ーーメディアを支える外部ライターも募集していますよね。
石川:「ユーザーにとって有益な情報を書けるか」というのは一番見ています。情報格差をなくすことがテーマなので、適当な情報は書いてほしくないんですよね。ネットにはいろんな情報があると思いますが、正確かつユーザーが読みやすく、ためになるようなものを書けるライターさんを求めています。採用時にテストライティングを実施しているんですが、未経験でも弊社の求めるラインを超えていただければ問題ないと考えています。
ーー100人もライターさんがいれば、色んな分野を網羅できそうです。
石川:実際アーチェリーをやっていた人にはアーチェリーの記事を書いてもらっているし、アイスホッケー経験者もいたりします。スポーツに関する情報が初心者になかなか届かないという現状をなくしていきたいですね。
「TENTIALならば何でも実現できる」。会社の目指す未来像
ーー今後実現したいことはありますか。
石川:まずメディア事業については、ブランディングをもっと高めて「SPOSHIRUありきで見に来る」「SPOSHIRUを検索して見に来る」という状況を作ることですね。「SPOSHIRUを見たらスポーツのことは何でもわかる」という世界を作りたいです。
――今、なかなか人々が外出できない状況で、WEBだからこそ出来ることもありそうです。
石川:家でできるストレッチやエクササイズなどのコンテンツはもっと出していこうと考えています。役に立てる情報を与えることができれば、もっともっと弊社が愛される存在になると信じています。
ーーもう1つの事業、D2Cの成長も、ますます期待しています!
石川:インソールのオリジナルD2Cブランド「TENTIAL INSOLE」は弊社としても非常に力を入れていますが、ブランドを作るというのは非常に時間のかかることなんです。知名度もまだまだこれからなので、「いかにファンを増やすか」「いかに長く使ってくれるか」というのを試行錯誤しながら取り組んでいきたいですね。いずれは「ウェルネスブランドと言えばTENTIAL」と第一想起してもらえるようなところまでいきたいです。
【PROFILE】
石川朝貴(いしかわ・ともき)
1995年生まれ、栃木県出身。クラブチーム「JFAアカデミー福島」でサッカーに打ち込み、プロを目指していた。大学4年時から株式会社TENTIALの立ち上げに参画。毎日新聞社へ新卒入社も3ヶ月で退職し、再びTENTIALへ参画。現在はスポーツプラットフォーム『SPOSHIRU』の事業統括とD2Cブランドのマーケティングを担当。元U-14日本代表。
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公開日:2021.01.31