材料を分析して「儲かる株」を見つけよう!【図解 株式投資の話】
材料を知る
企業からニュースが出てくることがあります。
たとえば、「新しい製品の販売を開始する」「新サービスの提供を始める」「ある企業と業務提携をする」などのニュースです。
このようなニュースによって、株価が大きく動くこともよくあることです。株価に影響を与えるようなニュースを「材料(株価材料)」といいます。
材料を知って、それを分析することは、投資家やトレーダーにとって、とても大切なことです。
なぜなら、「大きく儲けられるチャンス」「短期間で儲けられるチャンス」があるからです。
材料の入手先
では、材料はどこで入手できるのでしょうか。
材料を入手するには、さまざまな方法がありますが、おすすめは以下の2つです。
①日本取引所グループ(JPX)の「適時開示情報閲覧サービス」
②株探の「会社開示情報」
どちらも内容は同じです。情報はPDF形式で表示されます。
開示情報のすべてを見る必要はありません。
なぜなら、株価にさほど影響のない情報も多いからです。さほど影響のない情報をいくら分析したところで、株で儲けることはできません。その分の時間を株価に大きく影響を与えそうな情報の分析に当てましょう。
まずは、適時情報の一覧で「タイトル」だけを見ていきましょう。そして、「これは株価に大きな影響を与えるかもしれない」という情報だけ書類を開き、書かれている内容に目を通していきましょう。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 株式投資の話』
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 株式投資の話』
著者:二階堂 重人
著者プロフィール
専業トレーダー。テクニカル分析を駆使したデイトレードやスイングトレードを中心に、株、FXの双方で月間ベースで8割以上という驚異の勝率をたたき出すし、 波乱の相場環境でも着実に利益を重ねている。著書は50冊以上、累計102万部を超える。
新NISAのスタートにより、若い人は将来への貯蓄、高齢者は老後の資金など、お金に対する安心を得るため、投資への関心はどんどん高まっている。積み立て方式や、投資信託など、手軽に始められる新NISAではあるが、より短い期間で利益を得るためには、やはりリスクは高くなっても「投資」するなら「株式」という人が増えてきている。本書では「8割の投資家が損をする」と言われる株式投資で勝つ(利益を上げる)ための、株式・投資の基本的な考え方、必要な知識・しくみから、具体的な始め方、買い方、売り方、管理、続けるために知識まで、シリーズの特性を活かし、図解とイラストでわかりやすく解説する。「株」の初心者が不安や疑問なく始めるために、とにかく理解しやすい入門書として最適な一冊。
公開日:2024.11.26