交感神経の刺激による脳疲労
脳は常に判断や反応といった情報処理を行い続けるため、時間の経過とともに疲労していきます。
体の調節機能を司る自律神経には活発なときに働く交感神経と、体を休めるときに働く副交感神経があり、スポーツなどの激しい運動を行うと体温や心拍の調整をするために交感神経がより優位に働きます。
それと同時に運動で酸素とエネルギーを大量消費することから体内で活性酸素が発生するのですが、この活性酸素が
神経細胞に作用すると自律神経のバランスを崩し、就寝時間になっても眠気を感じなかったり、日中でも体のだるさを感じたり…といった疲労感につながります。
【書誌情報】
『基礎から学ぶ スポーツセルフコンディショニング』
著:西村典子(アスレティックトレーナー)
近年、セルフコンディショニングという言葉を聞けば、自分自身で自分の体を良い状態に保つための取り組みであることが理解されるようになってきましたが、やはり、その内容は奥が深く、まだまだ正しい知識が広まっていないのが現状です。そこで、本書では、数々のプロスポーツ選手を指導した経歴を持つ日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーである西村典子氏による環境に頼らず自分自身をアップデートする基礎から学ぶセルフスポーツコンディショニングを3つのパートに分けてわかりやすく紹介。結果を出すアスリートは必ず実践しているコンディショニングは必見です。
公開日:2019.08.12
オススメ記事
PREVIEW
セカンドを守っている子供はなんとなく…