福岡発の日本画専門オープンアトリエ。少人数・完全予約制のプライベート空間で行う、本格的な日本画作品づくり!日本画体験空間「野の間(ののま)」福岡・六本松に6月6日(金)オープン


日本画体験空間「野の間」について
あらためて「日本画」とは 日本画は、世界のアートシーンにおいても稀に見る長い歴史を持ち、古代から引き継がれてきた伝統画材と技法を現代にまで継承した、世界に誇れる文化の一つ日本画は地域ごとの特色を生かして、それぞれの地域で花ひらいてきました。 日本画の画材や道具である和紙、岩絵具、膠(にかわ)、筆、刷毛などは、自然素材から職人の手仕事によって作られ、千年以上にわたり受け継がれてきました。 しかし現代では、日本画そのものが私たちの日常から遠い存在になってしまっていることも、また否めません。


プランと特長
「野の間」3つの特徴 1.日本画家監修、本物の画材に触れる本質的な学びを得るワークショップ 日本画家である立木美江の描く美しい図案をもとに、岩絵具、膠、絵筆といった本物の日本画材を使って絵を描き上げていくワークショップです。出来上がった絵は当日お持ち帰りいただけます。 2.天然素材に囲まれたプライベート空間で日本画を描く没入体験 博多駅、福岡空港からもアクセスの良い六本松駅近くの、閑静なエリアにある「野の間」。完全予約制・最大3名のプライベートな空間で日本画を描くという体験は、瞑想にも似た、時間を忘れるひとときです。 3.街のいとなみも季節の移ろいも、ゆっくりと味わう滞在型プログラム 出来上がりサイズや所要時間に応じて選べる、複数のコースをご用意しています。ワークショップ後または休憩時間に、古民家を利用した小さなお店が点在する六本松1丁目の街歩きをお楽しみいただけます。





本事業への思い
日本美術へのあこがれを育むために 学生時代から20年以上通っていた画材屋さんの一つが、コロナ禍のなか店を締められました。例えば、一つの岩絵具屋さんが無くなることは、その方が作られていた色味そのものが永遠に失われることを意味します。「30年後には日本画を描けなくなるかもしれない」強い危機感を覚えた出来事でした。 私自身は、様々な方との出会いに恵まれ、様々な方に支えられて、日本画家としての道を歩んでまいりました。日本画は、画材や道具を作る職人の方とともに作り上げるものだと強く実感しています。現在の日本画を取り巻く環境は、私個人の心配事という域を超えた、構造の問題ではないかと考えるに至りました。 日本画は地域ごとの特色を生かして、長い年月の中でそれぞれの地域で花ひらいてきました。「日本画」というものがこの先にまた新しい才能と出会い、100年200年その先へと続いてくためにはどうしたらいいのだろうか。画材や道具を作る職人の方々、作家の方々、似たような構造にある産業に身を置く方々など、多くの方に実際に話をうかがっていくなかで、かたち作られたのがこの「野の間」という事業です。 日本画と暮らしの距離を近づけるために 「敷居が高く感じてしまう」「そもそも接点がない」という日本画に触れる機会を、オープンアトリエという形で街にひらいていく。多くの方にとって初めての体験として楽しみながら、画材に触れ、その奥にある日本固有の美意識に触れていく。昨年1年間かけて実施したモニター体験を通して、磨き上げたプログラムに手応えを感じています。 福岡を含む北部九州には、原始的な方法で描かれた壁画が残る装飾古墳の多くが現存するほか、正倉院に収まる日本最古の和紙の一つである筑前和紙といった文化的背景があります。また、日本で一番古い筆である筑紫筆を作る平助筆復古堂、八女和紙や秋月和紙は、今も生きた文化として地域産業を担っています。わたしたちは、日本画のルーツが今なお息づく福岡から日本画の魅力をお伝えする一端を担えたらと考えています。 合同会社野の画家 代表 立木 美江


予約方法
ご予約・お問い合わせは公式HPより受け付けております。 公式HP:https://nonoma.net/ 所在地:福岡県福岡市中央区六本松1丁目10−36 営業日:毎週金曜日・日曜日 12:00~21:00(完全予約制) 定員:各回最大3名(4名以上をご希望の方は、お問い合わせよりご相談ください)【本件に関するお問い合わせ先】
日本画体験空間「野の間」
E-mail:info@nonoma.net
Webサイト:https://nonoma.net
Instagram:@nonogaka
運営:合同会社 野の画家
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