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資産運用する際は初めから大きな金額を動かすのはNGな理由とは?【文系女子が幸せになる投資BOOK】

自分の資産に愛情を持ってときどき値動きのチェックを

投資信託は、基本的にロングスパンで運用するものです。長期にわたって積み立て、コツコツ運用していくと、年月が経つとともに価格の変動の度合いが小さくなり、安定してお金が増えるようになっていきます。

ただし、いくら長期で運用するからといってほったらかしでいいというわけではありません。損益の確認は1カ月に1回、3カ月に1回など定期的に行うようにしましょう。

いつ売却するべきかを判断するためにも、定期的に値動きをチェックする習慣は大事です。自分の資産に愛情を持ち、「今、私のお金はどんなふうに働いてくれているかな?」と見守ってあげることが、投資を成功へと導くために大切なことなのです。

資産運用はステップアップを意識して!まずは小さく、いずれ大きくが正解

資産を運用する際は、初めから大きな金額を動かすのは控えたほうがベター。最初は小さく、慣れてきたら無理のない範囲で徐々に増やしていくのがおすすめです。

私は普段、女性が投資にまわす額としては、毎月のお給料の手取り金額の1割を推奨しています。手取り金額の8割で生活し、1割を将来のために貯蓄する。そして、残りの1割を投資にまわすという考え方です。生活に支障をきたしてまで投資の費用を捻出するのはNG! 

そして貯蓄の全額を投資にまわすのもNG! あくまで無理のない範囲のお金を投資にまわすようにしましょう。投資をスタートすると、初めのうちは日々の値動きをこまめにチェックしたくなると思います。価格の上がり下がりに一喜一憂してしまうこともあるでしょう。でも、長期的に資産がプラスになればOKなわけですから、もっと長い目で捉えるようにしましょう。

投資は長く続ければ続けるほど、利回りも安定しやすくなります。知識や経験が増えればそれはなおさら。まは少額でスタートし、知識や経験とともに少しずつ投資額を増やしていくようにすれば、お金が働くスピードもだんだんと加速していくはずですよ。

出典:文系女子が幸せになる投資BOOK

【書誌情報】
『文系女子が幸せになる投資BOOK』
大竹 のり子 著

「数字や計算式が苦手だから…」という理由で投資に踏み出すことができない文系女子のために、難解な数式などはできる限り払拭し、文章をメインに投資の基礎知識をわかりやすくまとめました。投資信託や株式運用の基礎から、金融商品の売買のコツまで、この一冊でマスターすることができます。もちろん、女性におすすめの株商品や証券口座紹介など、実践的な情報も満載。さらに、文系女子ならではの豊かな感性を投資に生かす方法も紹介しています。

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