仰向けの姿勢
仰向けに寝て行いましょう。仰向け姿勢は、重力を逃した状態で筋肉を緩ませることがメリットです。リラックスすることができますので、副交感神経が優位になり落ち着いた気持ちで力まず呼吸に取り組むことができます。両ヒザを立てるのは、腰への負荷を軽減させるためです。
ポイントは、背骨を床に押し付けるように意識することです。肋骨が締まりお腹をシェイプする効果も期待できます。腰の下に両手を入れて行うと、より意識を強めることができるのでおすすめです。
正しい呼吸法
①仰向けに寝て鼻から息を吸いお腹を膨らませる
腰の下に両手を入れ、太ももをしっかり締める。鼻から大きく息を吸ってお腹を膨らませ肋骨を広げていく
②口から息を吐きながら背中を床に押し付ける
口から息を吐きながら、お腹を縮めて背中を床に押し付ける。肋骨が締まるのをイメージする
足を伸ばすとお腹に力が入らない
ヒザを立てずに足を伸ばしてしまうとお腹に力が入らない。しかも、腰に負担がかかり腰痛の原因になるので注意する
出典:『一流が実践する人生を変える呼吸法』著/宮﨑裕樹
【書誌情報】
『一流が実践する人生を変える呼吸法』
著者:宮﨑裕樹
人間が健やかに生きていくうえで大切な呼吸を整えることで、腹横筋、肩甲骨などの体幹部や臓器を活性化し、ストレッチやトレーニングの効果を飛躍的に高めるメソッドを紹介する一冊。一流のスポーツ選手や数多くの芸能人が、実際に取り組んでおり、健康を高めつつ、ストレスを軽減した生き方のヒントがここにあります。
公開日:2021.12.17