ゴルフ 当たる!飛ばせる!スウィング解剖図鑑
スウィングづくりやスウィングレッスンをテーマとする多くのゴルフ書は、写真、動画などの映像を使ってスウィング時の身体の動きを解説する。その見せ方では、手や足、身体の動きや動かし方は表現できても、例えば「インパクトを感じる手の感覚」「インパクト時の足の感覚」といった、スウィング時の身体が感じる感覚までは伝えづらい。そこで本書では、スウィングで体感する手や足の感覚をイラストでできる限り具体化し、読者にその感覚をつかんでもらい、スウィングづくりの向上を目指す。著者は、スウィングの解析システムを駆使し、プロ、アマ問わず多くのゴルファーのスウィングを分析している奥嶋誠昭プロ。同プロ独自のスウィング動作をイラストを通して解剖、図解化し、ゴルフスウィングの上達に役立てる。

大きな力を出すヒザを含めた全身での「上下の動き」とは?【ゴルフ当たる!飛ばせる!スウィング解剖図鑑/奥嶋誠昭】
ヒザを含め、全身で上下の動きをつくる 【部位】ヒザ関節 【機能】脚の力を使う しっかり体重を乗せ地面を踏むことが大切 ヒザ関節については、主に曲げ伸ばししかできない構造になっています。曲げた状態では、少しだけですがねじる […]

股関節のねじれで体幹の回転を受け止める「腰を切り上げる」動きとは?【ゴルフ当たる!飛ばせる!スウィング解剖図鑑/奥嶋誠昭】
股関節のねじれで体幹の回転を受け止める 【部位】股関節 【機能】脚の付け根からねじる 腰を切り上げる動きは股関節で起きている 「股関節」の項目としましたが、股関節というより、脚の付け根部分と考えると、動きをつくりやすくな […]

スイングで使う3つの股関節の動きとは?【ゴルフ当たる!飛ばせる!スウィング解剖図鑑/奥嶋誠昭】
脚を前後に動かす筋肉が前傾角度の維持に関係する 【部位】股関節 【機能】脚を前後左右に動かす 右脚を後ろに引く動きが右腰を前に押し出す 股関節は脚と体幹をつなぐ関節で、脚を前後左右に動かしたり、ひねったりという動きができ […]

クラブの重さとバランスをとる為の体幹の動きとは?【ゴルフ当たる!飛ばせる!スウィング解剖図鑑/奥嶋誠昭】
クラブと引き合いながら前後のバランスをとる 【部位】体幹 【機能】前後に動く 重心位置の動き方も人によって違う 体幹のもうひとつの動きは前後の動きです。これも骨盤、胸郭の中心がどう動くのかのデータがあります。P1で骨盤の […]

ヨコの動きはメリットとデメリットを知っておくべき理由とは?【ゴルフ当たる!飛ばせる!スウィング解剖図鑑/奥嶋誠昭】
ヨコの動きはメリットとデメリットを確かめておく 【部位】体幹 【機能】左右に動く 骨盤はヨコに動いても動かなくてもいい 次は横方向の動きです。骨盤の中心、胸郭の中心の位置の変化がデータになっています。P1では2点ともスタ […]

スイング中に起きる3つの軸方向に沿った体幹の動きとは?【ゴルフ当たる!飛ばせる!スウィング解剖図鑑/奥嶋誠昭】
3つの軸方向に沿った体幹の動きもある 【部位】体幹 【機能】上下に動く 上下の動きは前・後傾とつながる 体幹の動きを上下・左右・前後の軸で説明してきました。ここまでの説明は、3つの軸を中心とした回転の動きです。体幹の動き […]

ライ角通りにクラブを使ったインパクトを実現する方法とは?【ゴルフ当たる!飛ばせる!スウィング解剖図鑑/奥嶋誠昭】
体幹は回転、側屈だけでなく屈曲と伸展の動きもしている 【部位】腰椎と胸椎 【機能】屈曲、伸展 胸が反るようにしてトップを大きくする もうひとつ、体幹の動きで見逃しがちな要素が、上下方向です。ここでは、前傾角度とも関係の深 […]

引っかけやプルスライスを防ぐスイングでの側屈の使い方とは?【ゴルフ当たる!飛ばせる!スウィング解剖図鑑/奥嶋誠昭】
側屈が入り、肩の回転がタテになる 【部位】腰椎と胸椎 【機能】側屈 左への側屈から右への側屈に変わる 側屈について見てみましょう。胸郭の左右の傾きのデータがあります。P1では右に9度。動き始めると、P2ですでに左への側屈 […]

体幹の逆回転はありえない!「体の正面でインパクト」はあくまでイメージに過ぎない理由とは?【ゴルフ当たる!飛ばせる!スウィング解剖図鑑/奥嶋誠昭】
「体の正面でインパクト」はあくまでイメージに過ぎない 【部位】腰椎と胸椎 【機能】腰と肩の捻転差を戻す 体幹の逆回転はありえない よく「体の正面でインパクトする」と言われますが、その意味は、腰と肩、あるいは肩だけでもスク […]

捻転差によるパワーを活かしたスイングは切り返し後のP5で捻転差が最大になる理由とは?【ゴルフ当たる!飛ばせる!スウィング解剖図鑑/奥嶋誠昭】
捻転差はP4からP5で最大になる 【部位】腰椎と胸椎 【機能】腰と肩の捻転差をつくる 肩は105度、腰は40度回ってトップ 次は、体幹の回転についてみてみましょう。PGAツアープロの平均を見ると、腰と肩の捻転差を大きくつ […]

いいスイングをするにはアドレスの時の骨盤の前傾がカギとなる理由とは?【ゴルフ当たる!飛ばせる!スウィング解剖図鑑/奥嶋誠昭】
骨盤は前傾させたまま回転させる意識でいい 【部位】腰椎 【機能】骨盤の左右の傾き 前傾が左傾斜になりダウンで右傾斜になる 次に、骨盤の左右の傾斜についてのPGAプロのドライバーでの平均データを紹介します。 P1で右に1度 […]

プロは骨盤を傾け続けていない!ダウンスイングで骨盤が後傾していく理由とは?【ゴルフ当たる!飛ばせる!スウィング解剖図鑑/奥嶋誠昭】
骨盤を回すために前傾はほどける 【部位】骨盤と腰椎 【機能】前傾の維持 プロは骨盤を傾け続けていない 骨盤の前傾について、PGAツアーのドライバーでの平均データを見るとP1では約6度という、わずかな傾きです。この角度は、 […]