準々決勝では登板せず、中二日で準決勝へ
星稜(石川)、奥川恭伸(おくがわ やすのぶ)の評価が高まる一方だ。
今季で甲子園で4季連続の出場。大会前から153キロの直球、スライダーやフォークのキレ、コントロールの正確さなどからドラフト1位候補の呼び声が高かった。
高校日本代表候補にも昨年、唯一の2年生として選出されている。
最後の夏となる今大会でも初戦で旭川大高(北北海道)相手に3安打完封勝利。2回戦の立命館宇治(京都)戦では、リリーフに回り最速154キロで自責点ゼロ。
3回戦の智弁和歌山戦は今大会屈指の好ゲームを演じ、延長14回(タイブレーク)をわずか1失点、23奪三振完投で勝利。この試合では元々の能力に加え、勝利への執念も強く感じ取れた。
準々決勝は思わぬ大差が付き登板機会がなかったため、中2日で準決勝を迎える。
奥川恭伸は、プロで例えるなら田中将大や菅野智之の名前が挙がる。高水準でバランスが取れ、試合を作る能力に長ける。
新人1年目からの活躍すら望めそうな完成度の高さに、複数球団が熱視線を送っている。
写真:花田雪
『がっつり! 甲子園2019』7月2日発売!
《注目ラインナップ》
令和元年の甲子園注目選手が丸分かり!!
■スペシャルインタビュー
及川雅貴(横浜高)、奥川恭伸(星稜高)、他
■令和の怪物は誰だ!?
■あれから一年…
100回目の夏を彩ったヒーローたちの現在地
■全国49地区夏の甲子園データベース
■全国要注目選手ガイド
■吉田輝星はやっぱり凄かった!
■「サイン伝達」問題から透けて見える高校野球の問題点
■終わらない議論。高校野球における球数制限問題
その他、注目トピックス満載!!
【書誌情報】
『がっつり! 甲子園2019』
令和の怪物は誰だ! ?
大注目の佐々木朗希(大船渡)を始め、奥川恭伸(星稜)、及川雅貴(横浜)、
西純矢(創志学園)など、逸材投手陣を徹底特集! !
さらに毎年見どころの「各県総力データ」や、甲子園にもうすぐ手が届く「悲願校」。
昨夏のスターたちの現在地など、高校野球ファンなら見逃せない情報満載の一冊! !
公開日:2019.08.18