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大きなフィニッシュがとれ飛距離がUPするストレッチとは!?【中村俊介のコンディショニング講座/ゴルフレッスンプラス】

スウィングづくり前に、まずはカラダづくり【飛距離アップのためのコンディショニング講座】

飛距離アップには、まずカラダが自由に動けるかどうかが大事。そのために必要なものがフィジカル(肉体)の柔軟性だ。前回教わったアドレスの姿勢では、股関節の使い方がカギだった。今回はテークバックからフィニッシュまでの動きを見ていこう。

「体幹の回旋」を使えると大きなフィニッシュがとれる

●ダウンスウィングは「左股関節の内旋」で戻す
「右股関節の内旋」「胸椎の回旋」「肩の外旋」でクラブを上げたトップからの切り返しでは、まずは左股関節の内旋でウェートを左足に乗せていきます。それに伴って体幹と胸椎が回旋し、右方向に回ったカラダを戻すとともに一緒に手が下りてきてインパクトを迎えます。そして、そのまま勢いに乗ってフィニッシュを迎えます。

 

切り返しから体幹を使ってダウンができれば、クラブヘッドが遠心力で持っていかれるので、カラダが回ってフィニッシュは勝手に作られます。フィニッシュがとれない人は体幹の回旋をチェックしましょう。

ダウンスイング〜フィニッシュの正解

切り返しでは左股関節の内旋でウェートを左足に乗せていく。それに伴って体幹と胸椎が回旋し、手が一緒に下りてきてインパクト。クラブの遠心力に引っ張られるようにフィニッシュを迎える。


●左股関節の内旋をチェック
曲げたヒザの角度が約90 度になる高さの椅子に座る。この状態から、ヒザを持ち上げずに左股関節を内側にねじり、左足を外側に上げていく。45 度ぐらいまで上がれば合格。


できなかった人の為の改善ストレッチ

●左股関節の内旋ストレッチ
座った状態でヒザを少し伸ばし、手を後ろにつく。この姿勢からヒザを内側に倒して股関節を内旋していく。お尻が浮くと股関節を十分に内旋できないので、お尻が浮かないように注意しながら左右交互で20 回行う。


●体幹の回旋トレーニング
ヒザを90 度に曲げて、背筋を伸ばしカラダの前で手を合わせる。頭を左右に動かさないよう真ん中に軸を感じながら左右にカラダを回旋させる。手だけ回さないように注意しながら左右交互に20 回行う。


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【出演者情報】
●中村俊介
筑波大学大学院でスポーツ医学を学び、2006〜09年に片山晋呉プロの専属トレーナーを務める。その後は各種競技の代表選手のトレーニング、コンディショニングを指導。現在はJLPGA ツアーに帯同し、女子プロのコンディショニングを行う。東京・港区に2020 年7月にオープンした「LinkPerformance Studio」(http://link-inc.tokyo)ではヘッドトレーナーを担当

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